1/3 欧米株式市場レポート | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

1/3 欧米株式市場レポート

手がかり材料に乏しかった中、米国株式市場は2011年の最後の取引日に小動きとなり、主要3指数は小幅安にとどまった。最終的には、ダウ平均指数は前日比69.480.57%)安の12,217.56S&P500指数は前日比5.420.43%)安の1,257.6、ナスダック指数は前日比8.590.33%)安の2,605.15で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比650.53%)安の12,148となり、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比4.250.34%)安の1,253.00で引け、米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比4.250.19%)安の2,274.50で終了した。米国がこの前発表した一連の製造業と雇用関連指数が強弱混じりの結果となり、好影響と悪影響を相殺した。また、国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事は世界経済を警告したものの、金融市場は激しい変動に見舞われなかった。個別銘柄とセクター別では、ハイテク株が大きく売られ、中でもIBM1.24%安の183.88ドル、インテルは1.22%安の24.25ドルとなり、それぞれダウ平均指数の値下がり率ランキングの1位と2位を占めた。他に、シスコシステムズは0.93%安の18.08ドルで終了した。国際原油価格の反落に伴い、石油株が弱かった。その中で、シェブロンは1.00%安の106.40ドル、エクソンモービルは0.60%安の84.76ドルで引けた。半面、バンク・オブ・アメリカは力強く反発し、1.83%高の5.56ドルで取引を終えたが、2011年にダウ平均指数で最も大幅な下げを記録した構成銘柄であった。

イギリスFTSE100指数は1230日に小幅な上げを見せ、前日比5.510.10%)小幅高の5,572.28で取引を終えた。2011年の最後の取引日であり、ロンドン株式市場は午前中のみ取引を行った。英大手スーパーであるセインズベリーズの上げ幅がFTSE100指数のトップとなり、2.33%上昇して引けた。英ITVテレビは1.87%高となり、値上がり率ランキングの3位を占めた。銀行株がまちまちな値動きを見せ、中でもロイズ・バンキング・グループは1.67%と上伸した一方、HSBCとスタンダードチャータードは小幅安で終了した。銀行株は年間で30%下落し、下げ幅が最大となった。欧州債務危機、金融業の監督管理新政策、及び銀行収益能力の低下への影響、バランスシートの健全性をめぐり懸念が広がった。資源株の大部分が上昇し、ユーラシア・ナチュラル・リソーセズ・コーポレーシヨンは1.27%、エッサール・エナジーは1.66%、とそれぞれ値を上げた。しかし、2011年の資源株は銀行株に次ぎ、29.6%下落した。(1/3証券CFD欧米レポートより) 



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