1/3 先週の為替市場ダイジェストレポート
クリスマスは終わったが、欧米の主要国は依然として休暇状態にあるため、27日の欧州時間とニューヨーク時間は、薄商いとなる中、主要通貨は狭いレンジで横ばい調整のトレンドを維持した。欧州時間、ユーロドルは1.3070を挟んでもみあい、序盤に一時当日の高値1.3082をつけたが、欧州時間終盤に1.3060付近まで反落した。ポンドドルはアジア時間序盤に当日の高値1.5700をつけてから徐々に反落し、欧州時間終盤に1.5660水準で落ち着いた。ニューヨーク時間に入ると、ドイツのフィリップ・レスラー経済技術相はドイツ経済について、厳しい国際環境やユーロ圏債務危機の影響にもかかわらず、来年も引き続き力強いとの見解を示した。同時に、全米産業審議委員会(Conference Board)は、米12月消費者信頼感指数が予想の58.5を大幅に超える64.5まで上昇し、今年4月以来の最高水準となる、と発表した。これらの買い材料に支えられ、ドルに対してのポンド、豪ドルは引き続き小幅に上昇したが、ユーロドルは依然として横ばい調整した。ニューヨーク時間午後、ドルインデックスが反発したことにつられ、ドルに対しての各主要通貨は小幅に下落し、その中では、豪ドルドルが当日の高値1.0174から1.0140付近まで反落した。
(1/3 FX週間レポートより)
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