ギリシャ問題が再燃-ユーロ急落!
5月23日(月曜日)日本時間朝の外国為替市場で、ユーロ売りが先行した。対ドルは先週末の終値(1.4155)か
ら50pipsあまり急落、1.4104から取引を始まった。ギリシャの債務問題をめぐる懸念材料が相次ぎユーロ売りが
進んだ前週末海外市場の流れを引き継いでいる。
格付け会社フィッチ・レーティングスは20日、ギリシャの格付けを「B+(シングルBプラス)」と、従来の「BB+
(ダブルBプラス)」から引き下げた。さらに、一段の引き下げ方向で見直す「ウォッチネガティブ」に設定した。 そのほか、欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、バイトマン・ドイツ連邦銀行総裁は20日、ハンブルク
での会議でギリシャが債務の償還期限を延長した場合、ギリシャ債はECBのリファイナンスオペの担保として不適格になる可能性があると発言した。
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Robin