5月第3週目の昨晩のNY市場動向 | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

5月第3週目の昨晩のNY市場動向

5/13のニューヨーク株式市況は、ダウ工業株は12595.75(-100.17)、ナスダックは2828.47(- 34.57)、S&P500は1337.77、CME日経225先物は9590(-80)※大証比 でした。


先週末14日のNY株式市場は、欧州の財政問題の再燃で手仕舞い売り優勢となり反落しました。欧州委員会やIMFなどがギリシャの財政赤字の悪化を理由に同国国債の償還延期を支持していると報じられ、ギリシャの債務再編・デフォルト(債務不履行)に対する懸念が再燃したことで投資家のリスク回避の動きが強まりました。


個別銘柄では、インターネット検索大手のヤフーが下落。出資先である中国の電子商取引大手アリババグループ傘下の有力子会社がグループから離脱したことが嫌気されています。ソフトウェアメーカーのCA(コンピューター・アソシエーツ)は失望決算で大幅安。


JPモルガンやバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、シティグループなどの金融株が軒並み値を下げた他、エネルギーや素材株も軟調な展開。通期の利益見通しを下方修正した百貨店大手のノードストロームにも売りが膨らみました。


ダウ構成銘柄では、クラフトフーズ、ファイザー、プロクター&ギャンブルなどディフェンシブ銘柄が上昇。一方、金融セクターのトラベラーズ、バンカメ、JPモルガン、景気敏感株のキャタピラー、デュポンなどの下げが目立ちました。


本日の日本市場は、マルハニチロ、三菱電、NTN、アシックス、ケーズHD、三菱UFJ、ニチイ学館などの決算発表があります。中でも三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)の決算に注目が集まりそうです。




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Ken