医療滞在ビザ第1号発給 アジア富裕層の患者誘致 | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

医療滞在ビザ第1号発給 アジア富裕層の患者誘致

 日本外務省は2月15日、外国人患者に日本の医療機関での受診機会を広げるため1月に創設された「医療滞

在ビザ」を、上海総領事館を通じて上海在住の中国人男性に初めて発給したと発表。男性は今月下旬に来日

し、3月上旬にかけて東京都内の病院で治療を受ける予定という。


 治療目的の外国人はこれまで「短期滞在」「特定活動」ビザでの入国が可能だった。だが、原則として1回しか

入国できず、家族らの同伴も認められていなかった。外務省によると過去約2年間に「短期滞在」で医療目的に

来日した外国人は340人、「特定活動」はゼロだという。


 新設される医療滞在ビザは、有効期間を従来のビザの3カ月から最大3年に延長する。1回の滞在期間は最

長で半年。1回の滞在が90日以内であれば、期限内に何度でも来日でき、同伴者も、治療する人と基本的に同

じ条件の医療滞在ビザの発給を認めるようにする。必要に応じて、親族以外の同伴も可能にする。


 医療滞在ビザは、アジア各国の富裕層を対象に、観光とも連携して医療サービスを提供する施策の一環とし

て、昨年6月閣議決定の新成長戦略にも明記された。



Robin


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