ダイヤモンドプリンセス号と初めて聞いた時は,なんとなく飛鳥を連想して,てっきり日本船籍なのだろうと思っていた。メディアは最初から知っていただろうに,各社共にそういった報道ぶりが続いたからだ。

 

武漢肺炎にばかり気を取られているうちに,すさまじい量の「虚実取り混ぜた」情報が錯綜し始め,ハナから信用していないテレビ・新聞以外のそれを比較的参考にするとはいえ,

 

外電もまたメディアの悪癖には染まっているわけだから,正直に言っていったい何が真実なのかは一定期間が経ってみないとわからないのが庶民には本当のところだろう。

 

まだ寒気が残る頃に,実は中国共産党から「武漢肺炎の流行をあまり大ごとにはしないでくれ」との申し入れが政府に対し早期にあったとの配信が時事通信社からなされた。

 

例によって例の如く,国家安全保障よりも,何よりも責任を持たないといけない国民の命よりも,票と自らの権力を支えてくれる銭金を「植民地総督府たる政府」は優先したわけだ。

 

へえ,時事通信社もたまには良い配信を・・・と思ったが,この配信はメディア各社からは「大ごと」として扱われなかった。

 

もちろん,中国共産党の放送局と仲良く同居を続ける反社会的反日特殊法人NHKも,こんな重大事を涼しい顔して・・・の「いつものあの手」だった。

 

これまた「やっぱりね~」の世界である。やっぱりサッパリ売国奴といったところか。

 

そうこうするうちに,ポツリ ポツリと,ダイヤモンドプリンセス号がイギリス船籍でアメリカが動かしている船だとの情報が流れ始めた。

 

となれば,元来はイギリスに責任があるではないか,アメリカもそうであって,日本のそれは最後の最後だろう?

 

なのに,「責任があ~危機管理があ~」と植民地総督ばかりが叩かれている,如月が背中を見せようとする頃になってようやく,あろうことか,イギリスやアメリカが結託して日本に責任をなすりつけようとしているという報道が流れ始めた。

 

アングロサクソン国家のビヘイビアとしての冷徹さと悪辣さには,大東亜戦争敗戦に至るまでも,そして戦後も,さんざんやられてきたというのに,

 

今回もまた,まずは卓を叩いて「いったい第一義的な責任はどこにあると思っている!多くの自国民を見殺しにできない我が国の足元を見たくせに,涼しい顔して責任をなすりつけるとは貴国は汚いゾ!」と言えない。

 

最大限の不快感を世界に向かって示すべきなのにできない。そういった視点からの野党 もとい 野盗の能無し集団からの追求もない。

 

こういった様子をほくそ笑んで見ている21世紀のナチス,シナチス=チャイナチと呼ばれて久しい中国共産党の手練れ共は,今日もまた残虐極まりないジェノサイドを延々と続けながら,

 

信奉する孫子の「詭道」に則って,欺かれた方が間抜けだという鉄則を平時と戦時を問わず徹底して「貫いて」いる。

 

アベコベに「韓国と日本でのウィルス蔓延から中国と世界を守らねばならない!」「汚染源は中国ではない可能性が出てきた!」なんて,得意中の得意のプロパガンダ攻勢に出始めたようだ。

 

なんせ真正自前の諜報機関を持たない,スパイ防止法もない,やむをえない戦争をしてでも国家国民を守り抜く気なんてサラサラないの「ないない尽くし」のアメリカの植民地では,

 

本音では,国益に反する人命など虫けらの如くひねり潰して何とも思わず,こすからく,強欲で,仁義などカケラも無い「列強」に対して打てる効果的なカウンターを繰り出すすべがあろうはずもない。

 

日本丸の「さすらいの航海」は続く。

 

タフな諜報網と敵の喉笛を食い破って相討ちを狙える軍事力を持たず,自ら操作する羅針盤が無ければ船がさすらうのも無理はない。

 

コウカイはコウカイでも,後悔先に立たず にならなければいいけれど。

「平和を愛する諸国民の公正と信義を信じていたのにヒドいよ~」

では,世界中からあざ笑われるだけ。