午後7時の全国ニュース冒頭で,「巨星が落ちました」と,犯罪者を続々輩出する反社会的組織のNHKがもっともらしく公共の電波を濫用して言い放っていた。

 

こいつらが巨星と言うからにはきっとロクでもない・・・と思ったら,はたして野中広務氏のことだった。

 

戦争経験を踏まえ平和の尊さを訴え続けた だの,生ある限り戦争体験のある私が戦争の歴史を語り継ぐ『語り部』となっていきたいと言っていた だの,

9条を中心とする尊い平和憲法があったから今日(の日本)がある と指摘しただの,

私みたいに戦争に行き,死なずに帰ってきた人間としては,再び戦争になるような道を歩むべきではないというのが不動の信念だ と強調していた だのと礼賛するが,
(奇しくも新華社通信と同じ視点!)

 

 

じゃあ出征して幸いにも生還したあとで「何も恥ずかしいことはない。同じ事態が来れば再び志願して戦う!」と仰る「誇り高き戦争体験者達の声」をなぜ全く伝えないのか?

 

尊い平和憲法とやらと歩む日本の平和は,アメリカ兵と自衛隊員が戦死や殉職という形で捧げた「ひとつしかない命」によって維持されているという「事実」をなぜ指摘しないのか?

 

再び戦争になる道を歩むべきではないとの信念というが,信念だけで平和が維持できると煽り立てるのは,

 

他ならぬ野中氏や氏を礼賛する人々こそが嘲笑する,大東亜戦争中に「竹槍でB29(爆撃機)を突け!」と国民に呼びかけていた「狂信的な?」人々の姿とどこがどう違うのだろうか?

 

放送法4条には不偏不党な内容を国民に提供しなければならないと定められている。その対価としての受信料である。

 

いくら情報統制が得意な,ナチス大好き人間が記者クラブ・マスコミに集まっているとはいえ,

 

国民はいつから,誰が巨星で誰が巨星じゃないかの判定を,見下げはてた反社会的組織のNHKなんかにゆだねるようになったのだろう?

 

総務省や司法に手を回しては「法的手段に訴えるぞ!」と国民を恒常的に脅しつつ高給を貪り,こんなアンバランスな報道姿勢を続けるとは実に反省が無い極悪な集団だなあ。

 

 

「知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書) 矢部宏治 著」より。