基油(ベースオイル)に増ちょう剤を分散させ、添加剤を加えた半固体状潤滑剤
価格
ウレア>モリブ>リチウム
1
.基油(基となる潤滑オイル)
2
.増ちょう剤(増粘)
3
.添加剤(耐圧力、摩擦低減)
1
.植物油、鉱物油、合成油
2
.ウレア、シリコン、カルシウム、ナトリウム、リチウム
3
.モリブデン、テフロン
2.の増ちょう剤の特徴を大まかに付け加えていくと
ウレア(有機系):耐熱性、長寿命、磨耗防止性。万能型。やや高価
シリコン(無機系):耐熱性、ゴム・樹脂適合。高価
カルシウム(金属石鹸系);耐水性、安価
ナトリウム(〃):水に弱い。安価
リチウム(〃):耐熱性、耐水性。万能型。普通の価格
3
.の添加剤として
モリブデン:極圧剤(高荷重に耐える)、摩擦低減剤、黒色
モリブデン入りNaグリス→荷重が集中する場所に適する、水分が掛かりやすい場所には不適
モリブデン入りLiグリス→荷重が集中する場所に適する、水分が掛かりやすい場所にも適する
グリスとは、オイルに増ちょう剤と呼ばれるものを10~20%添加したもので
通常はスポンジのようにオイルが増ちょう剤に染み込んでいて 圧力がかかると
増ちょう剤から オイルが染み出てきて潤滑する。
この 「増ちょう剤」の種類で おおまかにグリスの特徴が変わってくる
カルシウム系
主に シャシーグリスとして売られています 耐水性がよく
安価なので その名の通り車の下回りに使用される
耐熱性が低いので(100℃)高熱になる所での使用は避ける
リチウム系
耐水性 耐熱(190℃)価格 供にこれといった欠点が
見当たらないため 万能グリスとして 使われる
ウレア系
耐熱性(250℃)耐水性 耐圧性がリチウム系よりも高く
粘着度もたかいので防錆(ぼうせい)作用も良好
ホイールベアリングのグリスアップに最適
価格は 前の2つよりも やや高価
シリコングリス
非常に高性能なグリス 分類は リチウム系に属す
これだけでメンテナンスしても いいくらいですが
とても高価(某メーカーは100g2000円以上!!)
なので そういう訳にもいきません
基油であるシリコングリスは ゴムや樹脂などを侵さず
他のオイルや ブレーキフルードとも 反応しないので
ブレーキ系のメンテナンスに使用
モリブデングリス 二硫化モリブデングリス
固体潤滑剤を使っているので 耐圧性がずば抜けて良く
そのため 主にエンジン内部のメタルベアリングなどの
初期潤滑に使用される
最近は 二硫化モリブデンで ピストンスカートを
コートして 初期のかじりを防止するという方法が
流行り