もう一段階、体の意識を上にあげると、踊りが変わった
同時に、感じる心も変わった


まるで魂の座が一段上にあがったかのようだ


それをひたすらに続けていると
今度は空が広がっていることに気づいた






地面に気づかず空に気づかない昔の自分


気づかないながらも、地面に迫ることで殻を破れた昨日までの自分


体を引き上げたことで空に気づき、相対的に地面の存在にも気づいた今の自分






地面は近い が躍動を感じることができる
空は広い 無限の広がりを感じることができる

己の魂 座するところは常に高く

肉体 突き詰めれば 体中に空洞が開いたかのように軽く 毛細血管をはりめぐらせたかのように鋭敏だ


忘れずにいよう









最後に雑感

1ジャンルに固執する空気を持たないフロアーへ 踊りにいこう
必要なのは 際限なく 制約のない 自由な感覚の踊り場