2025年瀬戸内国際芸術祭

生徒11名と直島と小豆島を訪問(8/22~24)

ベネッセミュージアムではヤニス・クネリス"無題"で対話型鑑賞を実施していただいた。

私も初めてこの作品を観たが、作品上部の隙間が気になって、いろいろと思いを巡らせていた。作品制作の過程が写真で記録されていたが、クネリスが当初制作した時には上部の隙間は無く、床から天井まで全面に鉛で巻き込まれた木片や布などが積み上げられていたが、鉛の重さで下部が圧迫されていってる様子が分かった。

隙間が空いた上部を埋めるかどうかをクネリスと対応をやり取りしたらしいが、その途中でクネリスが亡くなってしまい、結局作品はそのまま自然な状態にしているということらしい。

直島の歴史が封じ込まれた作品自体が過去から未来に向かって生きているような不思議な感覚になる。

 

(制作当時の写真…上まで積まれてます)

 

 

 

伊藤君子さんのアルバム『Memories』(2025)が発表され、関西、大阪島之内教会でコンサートがあった。

伊藤君子さんのすべてのアルバムを聴いてきたが、ご自身「これが最後(のアルバム)かな」と言われたその覚悟も感じられた。

今回79歳の彼女が歌詞を大切に歌い上げる姿に心が震えた。心の震えが静かに続く、余白が際立ち、崇高さをも感じる歌声…

 

“How Do You Keep The Music Playing”

 

How do you keep the music playing?
How do you make it last?
How do you keep the song from fading too fast? 
How do you lose yourself to someone?
And never lose your way?
How do you not run out of new things to say?

 音楽を奏で続けるにはどうすればいいの

 歌が色あせないためにはどうすればいいの

 自分を見失わずに誰かを愛するにはどうしたらいいの
And since we're always changing
How should it be the same?
And tell me how year after year
You're sure your heart will fall apart
Each time you hear his name

 人の心は変わるのに私の心は変わらない

 あの人の名前を耳にするだけでどんなに月日がたってもうずく私の心

I know the way I feel for you
It's now or never
The more I love the more that I'm afraid

That in your eyes I may not see forever...
Forever...
 あなたに打ち明けるのは今しかないってわかってる

 深く愛するほど怖くなる

 あなたの瞳に永遠に私が映らなくなるんじゃないかと
If we can be the best of lovers
Yet be the best of friends
If we can try with everyday to make it better as it grows
With any luck, then I suppose
The music never ends
 私たちが最高の恋人になれたら

 そして最高の親友にもなれるなら

 毎日をよりよくする努力ができるなら

 音楽は決して終わらない 

 

 

goo blog 閉鎖のため、2025年、5/20、Ameba blogに引っ越しをしました

goo blog累計訪問者カウントは累計132500でした。

訪問してくださりありがとうございます。このBLOGは次のカテゴリーで構成しています。どうぞご覧ください。

(現在目次調整中です)



ノート」……日々の活動の中で感じたことなど・・・

美術」……作品や展覧会のことなど・・・
 

美術教育」……美術や美術教育に関して・・・

 

学校・教師考」……教育に関して

 

学校・教師考~矢内正一先生」……関西学院中高部教育の源流
 

私の本棚」……お気に入りの本や音楽

クラス通信


略歴」……私の経歴
 


 

2006年5月17日に

“モダン”&“きりきりブラウン”

という投稿をしましたところ、多くの方に懐かしいとコメントをいただいていたのですが、今回gooブログからamebaブログへ引っ越しした時にコメントがすべて消えてしまいました。

コメントくださった皆さん申し訳ございません。

以下、記事の再掲載です。

 

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昔のジャズのLP(AS TIME GOES BY CARMEN McRAE ALONE LIVE AT THE DUG 1973)を聴いて久しぶりに思い出したことがあった・・・

1980年から6年間東京国分寺に暮らした。当時の国分寺駅周辺はは路地が入りくんで、お金のない大学生でも一晩中楽しめるような店が沢山あった。また、知る人ぞ知るジャズの街でもあった。
私は“モダン”というジャズ喫茶に入り浸った。細長い店内は、入り口を入るとテーブル席が5つ、そして奥にカウンターがあった。昼間でも扉をくぐると真っ暗ないわゆる硬派のジャズ喫茶であった。
「サワー」を注文する。大きなグラスに焼酎が半分注がれ、サワー1本、半切りレモン、スナック、それとhirokoさんの穏やかな笑顔がついてくる。サワーやレモンを少しずつ残し、焼酎・氷だけのおかわり3杯で1000円でいけた。
がんがん鳴り響くジャズとアルコールが神経を覚醒させる。
美術大学で自分の表現を模索する自分自身にとって、新しい自分自身との出会いを切り開いていくような場所であった。
hirokoさんはショートカットの似合う知的な女性だった。カウンターでよく本を読んでいた。ある時、病におかされ、あっけなく亡くなった。30代の若さであった。私の心の中にもぽっかりと空洞ができたような時期がしばらく続いた・・・
国分寺“モダン”でのいろいろな出会いと別れは、私の大切な思い出となった。

“モダン”は1990年代、国分寺駅周辺の再開発の波に飲み込まれるような形で閉店となり、モダンのレコードコレクションも散逸したと聞いている。



1983年“きりきりぶらうん”が同じ国分寺駅近くにオープンした。
こちらはギタリストの宮之上貴昭さんが奥さんと始めた手作りの温もりのある店であった。仲間とワイワイガヤガヤやれる雰囲気で、こちらにも良く通い、仲間とよく飲んだ。
ジャズががんがん流れている店内で、宮之上さん夫婦の赤ちゃんがカウンターの奥でゆりかごに入って寝ているようなそんなフレンドリーなお店でもあった。ご夫婦の暖かさがこのお店の売りであった。

“きりきりぶらうん”も最近閉店になったと聞いた。

「きりきりぶらうんの思い出」
http://www.interq.or.jp/jazz/miyanoue/kitty2/
「宮之上貴昭ホームページ」
http://www.miyanoue.net/

 

 

 

第47回キリスト教美術展

2025年6月27日~7月7日

早稲田スコットホールギャラリー

 

 

46回展まで銀座教会ギャラリーで開催していましたが

今回から早稲田スコットホールギャラリーに場所を移します。

*27日、28日は16時頃から会場におります。

学校の遠足で万博に行ってきました。会場内自由でしたので、一人で自分のペースで回りました。たくさんの人で、どのパビリオンも行列でした。

フランス、アメリカ、ドイツ、アゼルバイジャン、夜の地球、スペイン、インドネシア、コモンズA,C、大阪ヘルスケアなどを観ることができましたが、自身の控えにフランス館のことを記録します。

 

フランス館 

テーマは「愛の讃歌」、館そのものの「鼓動」の中に入っていき「命」を体感するような感覚が最後まで繋がっていきました。

ノートルダム大聖堂のガーグイユ「キマイラ像」が展示されていましたが、この像は2019年の火災事故から救出された像ということで、それを知るとその存在に気持ちが引き寄せられます。

ロダンのいくつかあった手の彫刻は、人間の手が紡ぐ自分たちの命、家族、社会を感じます。

更に、人間の力を大きく超えた神の存在を感じさせるようなディオール(Dior)の400点以上のトワル(ドレスの原型)のインスタレーションが素晴らしかったです。荘厳な存在感に包まれました。

樹齢1000年を超えるオリーブの木がよくこの場所に…この木のように健康に長生きする人間の未来を象徴的に示したということです。

そして何よりもパリの街への没入体験型の映像や、光と音を駆使した抽象的体感空間演出のどれも素晴らしく、アートとして強く印象に残りました。

 

 

 


12/15(日)楽しみにしていた桂離宮を訪れる

初代八条宮智仁親王、1615年桂山荘造営

二代八条宮智忠親王、加賀藩前田利常息女富姫と結婚後桂山荘増築(~1662)

八条宮家はその後、常盤井宮家、京極宮家、桂宮家と改称され、明治14年(1881)絶えるが、宮内庁所管となり桂離宮と称され現在に至る。

池の周りの高低差のある回遊式庭園、純日本風建築物がどこを見ても美しく、日本の美意識に満たされた空間に心洗われる。