令和元年(2019年)9月6日(金)晴
9月19日に予定している現地研修旅行「桂川・秋月方面古墳を巡り」のために事前学習会として実施するものです。今日は持病の通院治療で午前中は熊本市の病院へ行く。
先生の机には小粒な花「むらさきしきぶ」が一枝花瓶に挿してあり先生の心優しさが
伝わり和みました♪(*^_^*)
講演は
演題:国宝級の装飾古墳「王塚古墳」
講師は熊本県立装飾古墳館主幹兼学芸課長廣田静学氏
に熱心な講演をしていただき、素人にもわかりやすい説明でした。
主な内容は
1.装飾古墳とは?
◆装飾をもつ古墳
① 浮き彫りによる古墳
②絵や文様を彩色したもの
◆装飾古墳の変遷(地図により説明あり)
①不知火海沿岸
②宇土半島基部
③菊池川流域
2.装飾古墳の分布(平成24年5月現在)
①全国の古墳総数は約20万基以上
②内装飾古墳総数は・・・・・・660基
③九州には・・・・・・・・・・・・・・386基
④熊本県には・・・・・・・・・・・・195基
⑤福岡県には・・・・・・・・・・・・・71基
3.王塚古墳について
◆古墳が造られた時期
出土品や石室の形から6世紀の中頃と考えられています。
①近畿地方では、蘇我氏や物部氏などの豪族が勢力争い。
②北九州地方では西暦527年に筑紫国造磐井が反乱を起こしています。
③西暦538年百済から仏教が伝わる。
※このころ「王塚古墳」がつくられる。
◆墳丘の姿
①墳形は二段築成の前方後円墳
②墳丘は
・「全長約86m」・「後円部径約56m」・「前方部幅約60m」・「後円部高9.5m」
におよび遠賀川流域では最大規模
◆装飾と文様
①同心円文②蕨手文③靫(ゆぎ)④盾⑤馬⑥太刀⑦連続三角文⑧双脚輪状文
◆装飾古墳の色彩
①装飾古墳に使われている色は?「赤・黄・黒・緑・白・灰」の6色です。
※王塚古墳は「赤・黄・黒・緑・白」で装飾古墳の中では最も多くの色を用いています。
◆王塚古墳の出土品
王塚古墳は昭和9年に発見されるまで未盗掘であったため、豊富な副葬品の大部
分が残されており、現存するものは国の重要文化財に指定されています。
※馬具、鏡、太刀、器など
◆王塚古墳の発見と保存
昭和6年に桂川町において鉱害復旧事業のため破壊されかけようとした古墳あった。
「王塚古墳」である。
現在は、奈良県にある「高松塚古墳」と並び特別国指定史跡にしていされ、九州の
白眉と言われている古墳である。この古墳は、西村二馬氏の功績により、石室は、
発見されたときのまま保存されている。
◆福岡県の古墳( )は所在地
①五郎山古墳(筑紫野市)※9月19日に見学地になっています。
②石人山古墳(広川町)※以前の見学地 ③寺徳古墳(田主丸町)
④日岡古墳(吉井町) ⑤珍敷塚古墳(吉井町)
会員80名がいますが56名の参加を得て、多くの質疑もあり、
研修旅行前の事前学習会は有意義な講演となりました。



