東山魁夷展行ってきた。
近代美術館でみかけてから、ずっと気になっていた東山魁夷さんの絵画。
恥ずかしながら、それまでちゃんと知らなかったのだけど。
淡い彩りがとても綺麗。
僕は、山や湖や野原に出かけることが好きなのだけど
そこで見つめる素敵な光景と同じ風景を描いてくれている。
だからなのか、絵を眺めていて自然を見つめている時と同じ気持ちになった。
寂しさと静けさを感じる。
自然も、東山魁夷さんの絵も、観ていて心が落ち着く。透き通る。
東山魁夷展行ってきた。
近代美術館でみかけてから、ずっと気になっていた東山魁夷さんの絵画。
恥ずかしながら、それまでちゃんと知らなかったのだけど。
淡い彩りがとても綺麗。
僕は、山や湖や野原に出かけることが好きなのだけど
そこで見つめる素敵な光景と同じ風景を描いてくれている。
だからなのか、絵を眺めていて自然を見つめている時と同じ気持ちになった。
寂しさと静けさを感じる。
自然も、東山魁夷さんの絵も、観ていて心が落ち着く。透き通る。
もう一年半の東京生活
僕は、大阪育ちだけど南の方で都市部ではないから
やっぱり、人の多さとか物や店の多さに今も慣れない。
大阪にいた頃、東京に来るたび何故か寂しい気持ちになったことや
標準語の人と話す際に感じていた距離感は、もうない。
でも、東京は何か高い志を持つ人と、お祭り騒ぎに参加出来る人に向く街ではないかって思うことがある。
東京は毎日がお祭りのようだ。なんて誰が言い出したのか。
でも、実際はホントにお祭りのよう。
必ずどこかでイベントがされていて大きな街の居酒屋地帯は、まさに毎日お祭り騒ぎ。
静かな生活を果てしなく好んでいるのにどこかに少し、お祭り騒ぎに参加したい気持ちもあり、
それを払拭するほど、東京で何かを為し得たいような気持もない。
どこかに、寂しさだけが残り続ける。
僕みたいな中途半端な人間には、東京生活って向かないように思ってしまう。
秋だからか、週末天気が良いとどこか出かけたくなる。
上野は近いので、出かけたい気分なのに、行くところが思いつかない時に出かける場所。
先週は、なんとなく思いついて動物園へ。
もう、ええおっさんだけど、楽しいものは楽しい。
カバ、キリン、ハシビロコウ、ワニ、サイあたりが魂に響く。
こんな変わった動物が世界で、ちゃんと生きてるのね。
変わった人間なんて言われても、誰もが自信もっていい。生物は多様だなんて思ってみる。
群れる動物もいれば、群れない動物もいる。
そして、群れる動物の中に群れない個体もいるのかな。
人間は、分類が好きだ。
動物を全て科目に分けるし、人も見た目や状態で分類する。分類して安心してしまう。
まるで、知らないものの存在を認めないよう。
人間は、群れる動物だと、人間が勝手に分類して、群れる動物を前提に社会ルールを形成していないかな。
家族はすばらしいと思うけど、この社会ルールのせいで、僕の周りで、必要以上に孤独を感じている人がたくさんいるように思う。
本当はどう思ってるかわからないけど、僕がみつめた刹那のカバ、ハシビロコウ、ワニの目は、単独でもとても幸せそうだった。
この春から単身赴任生活。
やっぱり寂しいものですね。
旅立ちの日、初めての電話、初めての帰省。
それぞれで子供に泣かれてしまった。
何のために仕事してるのとか。
僕にとって、ほとんどは子供のためであるので。
泣かれたりするのが一番つらい。
一番つらいけど、それから学ぶものもあるかなって
今は、お互い我慢の時期。
それにしても、初めての帰省。
家って、いいものだ。
家族って、いいものだ。
今日は、兵庫県立美術館へおでかけ。
アドルフ ヴェリフリ。
実は、名前も何も知らなかったのだけど
新聞で見た絵が少し衝撃だったのがあって。
細かいのに大胆。
上下左右の概念さえない。
そして、きっと一枚描くのに、
膨大な時間がかかっている。
そして、タイトルがロンドンだったりする。
絵のもつ可能性。
電子化や輸送技術の発達で
色んなものが即物化していく世の中で
彼の絵は、極めて大局的。
絵から人間の持つ可能性や
とても人間らしさを感じた