「今日は学校行きたくない！」
小学１年生の長男、初めて学校を遅刻した。
本当の理由は結局最後までわからなかった。
自閉症の特性で
ルーティンにハマるとなかなかそこから抜け出せなる、ということが多々あり
学校＝遅刻しても良い
の沼にハマると後々大変になるので
学校＝この時間に行く
と、決まったルーティンになってます。
その
この時間に行く
ために
何時までにご飯を食べ終え、
歯を磨き、
靴下を履き帽子を被る。
というリズムを崩さないで今までやってきたのだけど。
今朝の長男の学校へ行きたくない理由は不明で
ただ騒いで泣いていた。
理由を説明するというのは
人一倍苦手なことで。
母親としてどんな態度で、どんな対応でいるべきなのかとても迷ったのだけど
冷静に。
「行きたくないなら休んでもいいよ。
でも、家にいてもYouTubeも観れないし
おやつも食べられないよ。
だってそれはいつも頑張っているご褒美だからね。」
そんな話をした。
それが正しい対応なのか、どうなのか
それはその一瞬では判断できなかったし
（心の中ではもちろん、ええええー学校行ってくれよ頼むから〜ってなってるw）
もちろん甘やかすこともできるけど
甘やかすのも違うとその時は思った。
理由がわからないからね。
凛とした立ち振る舞いだけを意識して。
動揺した姿をみせない
怒らない
甘やかさない
それだけを意識していたら
「学校いく！」
と一言告げて準備を始めた長男。
登校中、
「明日から遅刻しないで行くよ、ずーっと」
と言っていた。
本人も遅刻はしたくないみたいね。
朝が苦手な子
なんとなく行きたくない子
勉強が苦手な子
集団が苦手な子
教室の雰囲気が苦手な子
聴覚や視覚が過敏な子
親と離れたくない子
いろんな子がいて
親はその日その時どんな対応が正解なのか模索して。
その時、必死にかつ瞬時に模索して見つけた答えこそ
正解だと思うしかないね。
そしてその積み重ねなんだろうな。
「学校には行かなきゃいけない」
「学校は遅刻しちゃいけない」
なんて、どっかの誰かが昔むかしに決めたものであって
そう育てられてきた私たち自身の「常識」を
目の前の子に当てはめないで
その日のその子にとった花丸を見つけ出す
‥
そんな完璧な育児書のように簡単に出来たら苦労しないんだよ。
親や家族にその日の生活も、仕事もあるからね。
まだ多くの職場が遅刻できないし、簡単に休めないからね。
でも、今日長男が初めて遅刻したことにより
私の中の「子どもが学校に遅刻する」というもののハードルが少し下がったことは確か。
頭に凝り固まってくっついている常識とやらをほぐしていくのが親の１つの課題なのかも。
今と私たちが子供の頃は時代が違う訳だし。
子どもの気持ち無視して無理矢理学校行かせる時代ではないもんね。
（働く親としてはもちろん毎日時間通りに学校行ってほしいけどさ）
明日から遅刻しない
って宣言していた長男がとっても偉いなぁと思いました！
そんな今日の朝でした。
※１５分の遅刻でした。学校に着いてからは落ち着いていたようです。
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