私には５歳下の弟がいます。
弟が産まれる前や
産まれた後に
母には
「“お姉ちゃん”じゃなくて、愛は、今のまま愛のままでいいんだよ。」
そう言われ続けていました。
弟にも私のことは「お姉ちゃん」と呼ばせず
「愛ちゃん」と呼ばせていました。
大人になっても愛ちゃんと呼んでくれてるよ。
私はと言うと‥
“お姉ちゃん”してました
妹や弟がいるお友達が羨ましかったし
弟が産まれるのが楽しみだったし
弟が可愛くて可愛くて仕方なかった
それは私が小学生になっても
中学生になっても続いて
夏休みなどは
いつも一緒に遊びに連れて行きました。
私の同級生も
弟のこと可愛がってくれたんですよね。
母がかけてくれた言葉に反して
しっかりお姉ちゃんをしていた私だけど、
それはきっと私が
“お姉ちゃん”に憧れていたからだし
“お姉ちゃん”でいる自分が良かったのかな。
（ちなみにお兄ちゃんがいるお友達にも憧れてたけどね。それは叶わぬ夢よね。）
でも、母が言ってくれた
「お姉ちゃんにならなくて良いんだよ」
という言葉は
今頃私の中に響いている。
私は５歳の長男に
「お兄ちゃんなんだからこうしなさい」
と言ったことが無い。
それはあの時母に言ってもらえた言葉が
良かったと思ってるから。
ついつい言いたくなることもあるけどね。
２歳の次男はと言うと‥
“お兄ちゃん”になりたいらしい。笑
お兄ちゃんに憧れている。
‥私と一緒だね
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