

やっぱりめちゃめちゃカッコ良くて、キュンキュンしまくりでしたが、タルタルシーンまとめはまた後程ということで、まずはそれ以外で気になったところを。

↑高麗(コリョ)の町中での、ヨンビスの笑み。
交鈔絡みで、思い通りに行ってることに対しての会心の笑みなんですが、めっちゃ可愛くてキュンとしちゃいました

同じ道は行けないと思いながらも、自分の妓楼で酔いつぶれて眠るワン・ユに、毛布


他には、スンニャンを失って腑抜け状態のタファンとワン・ユに、しっかりせい

三人の男に愛されてモテモテなスンニャンですが、ここに四人目の男、タルタルがこの回を境に加わって、スンニャンとの師弟関係を越えた深い絆を築いていくわけです

ということで、ここからはタルタルシーンまとめ

なお、字幕で、枠付きと枠付きじゃないもの、数字が漢数字のものとアラビア数字のものとありますが、先日の再放送分で撮ったものと以前TSUTAYAで借りたDVDで撮ったものが混ざっている為ですので、ご了承ください


↑フクスの訪問~宮中に参内のシーンまで。
フクスは、「太王四神記」のヒョンゴ師匠ですが、やっぱりこの方もいい声ですね

こちらでは悪役で、後にタルタルに殺されるんだけど

ここで初めて、十の行省長官勢ぞろい

チャ・グァンスssiの役名、オガンていうのね。
今まで知らなかったわ

他の長官には付き添いとかはいないけど、タルタルは定位置のペガンの半歩後ろに控えてますね。
ヨンチョルへの長官達の挨拶の時にはさすがにいなかったけど、タルタルだけは特別なのかしら

宴会に入るまで一言も喋らないけど、ヨンチョルらや周囲の反応を伺うように目を光らせている様子、素敵だったわ


↑スンニャンとの再会~競売のシーン。
遼陽行省に戻ってきたら、フクスの一団に出くわし、その中にはスンニャンが。
タルタル、 一度目は何でもないように目を逸らした直後に、えっ

本当にびっくりしていて、タルタルのこんな表情は滅多にお目にかかれないので、面白くて好きです(笑)
ここのシーンにも競売のシーンにも、ムジンとチャダンがしっかりいますね

競売で、ペガン相手に張り合って値を吊り上げるように頼まれたと思われるヨンビス。
ペガンは全く気にしてないけど、タルタルは相手を睨みながら入札しつつ、フクスの狙いに気付く。
それでも続けて千両に達した時、もう払えない、と諦めムードのタルタルの手から入札用の札


それで落札となり、立ち上がったヨンビスが笠を上げてタルタルに顔を見せたんだけど、タルタルの表情からすると、誰なのか分かったはず。
ペガンは、最後まで全く見向きもしなかった

マジかよ


↑かの匿いシーン~側室候補にしてください。
兵士の食糧一年分が吹っ飛んだとか、そりゃあ、タルタルが頭抱えるわけだね

スンニャンが助けて貰ったお礼を言いに来た時、タンギセ来訪の知らせが来た為、タルタルがとっさにスンニャンを匿います。
改めて見ると、距離がめっちゃ近いし、スンニャンの腰に手を当てちゃってるし、アイコンタクトもしてるしで、キュンキュンしまくりでした

ここ、去年のチン・イハンssiのファンミの時にドラマ再現コーナーでやったらしいんだけど、スンニャン役やれた人羨ましいなぁ

スンニャンからの、側室候補にしてくれとの申し出に、ペガンは乗り気、タルタルは猛反対。
高麗の者だからこそ、上に置くことで彼女の能力が毒になりかねない、という懸念がその理由。
「人が裏切るか裏切らないかは、時世次第だ」
反対する理由を尋ねてきたスンニャンに、タルタルはこう答えました。
確かに、ペガンとスンニャンが対立し始めたのは、時世が変わったこと(ヨンチョル一族による独裁政権の終わり)がきっかけでした。
ただ、タルタルが懸念していたような、スンニャンの裏切りというよりは、ペガンがスンニャンを信じきれなくなったのと、考え方が根本的に合わなかったから。
信じきれなくなったのは、皇太后がいらんこと唆したせい

いずれにせよ、いつかスンニャンとは対立するというタルタルの懸念が当たってしまうわけですが、その結果があんな事になるなんて、この時はペガンもスンニャンも、タルタルでさえ思いもしてなかったでしょうね


↑側室修行中。
踊りの練習中のスンニャンに一瞬見とれるも、すぐに大きなため息を。
ペガンが来て、そろそろ認めてやったらどうだ


スンニャンは、タルタルが去った後に「ふん、私は諦めないわよ」みたいな顔してましたね(笑)
踊りの練習をするスンニャンが本当に綺麗だし、美男美女で絵になるし、あの冷たさもタルタルらしくて、素敵なシーンですね~


↑書庫~兵法問答(勝手に命名/笑)
多分、何かの本を読みに来たか取りに来たと思われるタルタル、スンニャンがいるのを見て、顔を合わせたくなかったのかすぐに出て行き、彼女が居眠りするのを見計らったかのようにまたやってきました(笑)
何を読んでいるのかと見てみたら、「孫子兵法」と「呉氏兵法」、つまりは兵法書で、さも呆れたような笑みを浮かべるタルタル。
「女だてらに兵法書とは…」とか思ったのでしょうね。
やがてスンニャンがタルタルの部屋を訪ねて、「孫子兵法」と「呉氏兵法」どちらが優れているか、と聞きます。
タルタルが、実戦なら孫子の方が有効と答えると、自分が側室になるのは孫子の兵法だから、それが分かっているなら反対しないでください、とスンニャン。
「私がどう答えるか分かっていて聞いたな 」とタルタルが言うとスンニャンは、「浅い見識で失礼いたしました」と言い放って去っていき、今度は感心したように笑みを浮かべるタルタルなのでした

この時の笑い方が好きで、Twitterのプロフアイコンにしてます

タルタルは滅多に笑わないから、貴重ですよね


↑「韓非子」と「論語」。
スンニャンに「韓非子」と「論語」を勧め、何かが書いてあったかと聞くと、一度読んだだけで的確に主旨を言い当てた為、「もう書物は読むな」と。
このシーン、タルタルが真意を全く語らないまま進んでいくので、最後の「もう書物は読むな」の解釈が難しいところなんですよね

女性ながら兵法書を読み、自分を言い負かしたスンニャンに興味を持って、彼女の見識がどの程度のものなのか試したくなったのでしょう。
それで「韓非子」と「論語」を読ませてみたら、一度読んだだけで内容を的確に理解していたので、「やはりこの女、恐ろしい」と思ったのかもしれませんね。
韓非子の時なんて、もろに絶句してるのが面白い


↑スンニャンを側室に推すことで、ヨンチョルに刃向かうことをはっきり示すことになるのを懸念するタルタルと、慎重すぎても何も得られぬぞ、と諭すペガン。
本当に対照的な二人。
だからこそバランスが取れていて、このまま行っていれば最高だったのに、ペガンが権力を得た途端にその均衡が崩れちゃったのね

ポーカーフェイスを被っていても、ヨンチョルに恐れを感じていたんだな、とも思えるシーンでした。

↑スンニャン宮中入り。
よく見ると、ムジンがタルタルの後ろにいますね

チャダンの姿は、はっきり確認出来てないんだけど、馬車の反対側かな

入り口に到着すると馬を止め、スンニャンの覚悟を確かめるタルタル(ここまではタメ口)。
スンニャンが馬車から降りた瞬間、タルタルも馬から降り、跪いて敬語で話したのです

「これより、長い戦いになります」
スンニャンが皇宮へ入っていくまで、タルタルはずっと跪いていました

めちゃめちゃカッコいい~


馬の降り方も跪き方もカッコいいし、タメ口から敬語になる流れにもしびれます

タルタルが跪くと同時に、ムジン達も一斉に跪くのがまたいいですね

奇皇后ドラマガイドの、タルタル役チン・イハンssiのインタビューによると、台本には「一礼して敬語で話す」としか書いてなかったのを、ワン・ユ役のチュ・ジンモssiが「真の忠誠心を表したいなら」とアイデアを出してくれて、出来上がったシーンだそう。
確かに、一礼だけより跪く方がカッコいいし、タルタルの忠誠心もすごく感じました

タルタルの表情には気迫を感じましたし、これが後のワン・ユに対するあの台詞に繋がってるのかな、なんて思ったり

タルタルのカッコ良さが光るこんな素敵なシーンにしてくれたジンモssiに、感謝したいわ

この回を境にタルタルは、出番もぐんと増えて存在感をどんどん増していきます

表立ってスンニャンの手助けをしていくタルタルの姿を、ドキドキワクワクしながら見守りたいと思います
