【勝手に長文考察失礼します】
『弱虫モンブラン』(作者)DECO*27 様
とある押し様の「歌みた」からこの曲を知り、
リピまくっております。
気になるワードが多い歌詞が気になってチェック。妊娠と堕胎説が多めの考察投稿も読みました。
『モザイクロール』も『ミク版』もチェック。
まず大前提で、これを書いている2026年現在、
私が若者ではなく、子供が高校生以上で、恋と愛と結婚と出産と幸せと心では通過点を経験している「まぁ大人」視点になる事を、予めご了承くださいませ。
そこから語ると、この歌詞が深過ぎて刺さるのです。
ココからはそんな私の考察です。
先人の様々な考察を否定する気持ちは100%ありません。
この曲の主人公は『私(=彼女)』、『君(=彼)』
誰もが注目してしまう「ラストの歌詞」そしてMVでは文字が逆さま。
これは読んだままの意味で、2人の濃密な時間を現す。
この曲が「この時」の「彼女の心の自問自答」に思えた。
逆さまの文字は「仰向け」の彼女を表現しているのでは、、
2人は「もう無理だね」と言う話しに頷いた後、
互いに嫌いな訳じゃないから「最後」の時間に至っているのだと思う。
終わりの原因が『重すぎた愛』である事を『私』は分かっている。
でも『君』への愛は変わらないし、変えられない。心は『君』でいっぱいで、甘い記憶(=モンブラン)と離れられない自分を「弱虫」としているのだろう。
離れなくないけど、自分の重い愛は『君』を幸せに出来ない事も分かっている。
だから「絶対に別れたく無い!」みたいな表現は無い。常に自分の弱さを見つめている。
反対に直接は描かれてない『君』も、自分が『私』の愛し方には耐えられずに、別れを決断したけれど、スッパリと嫌いになったのでは無い。
これもある意味「弱虫モンブラン」と言える。
そんな『弱虫モンブラン』同士の最後の時間の中で、『私』の脳内にシフトした歌詞だと受け取った。
もう一つコアな歌詞『君が死ねば〜』は、
もう『君』が死ぬ事と同じ消え方をしてくれる以外に、私の中から消す方法が無い事を指していると思う。
ここまで思い合うほど、イラストから考察するに高校生からの付き合いの2人。
おそらく数年が経っていると思う。
『君』への愛が、出逢った時のピュアな気持ちと同じくらい、『私』は『君』を心からずっと好きなままだから、全編が高校生の構図。
好き、愛、だけでは続かない事に先に気付いてしまった『君』。だから別れを告げた、
私にはそんな2人の時間の歌に聴こえた。
そして、時系列で言うと実はこの後が「ミク版」だと思う。
別れた後、、
やっばり『私』は「君」への未練と忘れられない甘味との葛藤が続く。
愛し方を変えなければいけなかった事も分かっているのに、やっぱり『彼』への重さは調節できない。
改めて苦しんでいる。それ程、大きな愛。
『ミク版』は所々、歌詞に変化がある。
今度は『私が死ねば〜』になっている所が、
今は1人で自分を見つめ直していると思える。
ラストの歌詞の向きが逆さまでは無い所からも、今度は1人でそんな風に「思い出」とリアルとのグルグルに苦しんでいるようで、胸が痛い。
からの、、『モザイクロール』に繋がると思う。
実は、ここで、「最後の時間」で妊娠していた事に、後から気付いて「君」には告げずに『私』がどんな行動を取ったか、、どんな気持ちで、、が描かれているように思えた。
ネットでは「妊娠を告げた事が別れの原因だった」とする考察も見かけましたが、
私には、二人の別れの原因はあくまでも『愛の重さ』に思える。
そして、互いに嫌いになった訳ではないまま迎えた『最後の時間』。
私の受け取った「妊娠説」は、別れの原因ではなく、その後に判明した出来事ではないかと思う。
つまり『君』と別れた後、『私』が少しずつ心の整理を始めていた頃に、自分の中に新しい命が宿っていた事を知る。
そんな流れで考えると、『弱虫モンブラン』から『ミク版』、そして『モザイクロール』へと続く主人公の心の変化が、より自然に感じられました。
ここは、苦労はもちろんあったけど、出産と子育てが人生の宝物となっている自分ならでは、、の視点になってしまうけど、
『私』は宿った命を終わりにしていない。
「『君』との結晶」みたいな考え方とは訣別して、
『新しい、必要とされている私が大切にして行くもの』として、
受け入れて進む事を選んだように見える。
この先の『私』が、本当に相手にとって必要な「愛の重さ」を、この新しい命が教えてくれるだろう。
もし妊娠だったとしても、それは別れの原因ではなく、別れた後の人生を変えた出来事。
この3曲は、普通にメロディが良い、カッコいい、だけではなくて、世代によって、聴き手の人生によって、幾千筋の解釈を産む神曲だと思った。
だから「これが正解」は無い。
そんな「数ある正解の1つに入るかもしれない」考察と言うより「受け取り方の1つ」として、お読みいただけましたら幸いです。
ご一読いただき、ありがとうございました。