「本を読みなさい!」と。
ハッと起きて目覚めたらそんなことはすっかり忘れていたのですが、
ネットでこの本を見つけた時「ああ、誰か本を読みなさいって言ってたな!」と思い出しました。
それは最近話題になっているこの本でした。
「嫌われる勇気」
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
posted with amazlet at 14.05.14
岸見 一郎 古賀 史健
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 6
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この本は心理学者・アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学・個人心理学)を
青年と哲人の対話という形で著した本でとっても読みやすいと思います。
アドラー心理学についてはこれまでよく語られる心理学とはちょっと違う概念もあるしおもしろいんで詳しく書こうとおもったのですが長くりそうなのでまた次回。(笑)
私、別にアドラー心理学の専門家ではないのですが、
この本を読んで、私が行きてきた中で培ったり採用してきた考えに近いなって感じたんで
私は意外にすんなり入りました。
まずこの本では「人の悩みはすべて対人関係の悩みである」と語ってます。
突き詰めて行ったらそうなんだと思います。
誰かに認められたい、優位に立ちたいというような「承認欲求」で生きることは
他人の課題に踏み込むことであり、
そうなればお互いに苦しくなってくし、自分の人生が自分のものになりませんから。
「嫌われる勇気」というのは何も嫌われることをやりましょう、というのではなくて
(敢えてそうやる場合は承認欲求のまた別の側面)
「嫌われることを恐れない勇気を持とう!」と言ってるのです。
解ってはいるけど、これがナゼなかなかできないのか?
そして私が感じていたある種の違和感。
それがこの本を読んで解りました。
カギは「共同体感覚」でした。
この本ではシンプルに「より大きな共同体の声を聴け」と。
人が2人集まれば共同体ですが、家族、友達、会社に留まらず、私たちは地球、宇宙という共同体に誰もが所属しています。
これをリアルに普段どこまで感じ取って生きているか
これによって自分の利益のためだけに行動するのではなく、自分の行動がより大きな共同体のためにもなるように行動するようになるのです。
「共同体感覚は、生まれつき備わった潜在的な可能性で、意識して育成されなければならない」
こうアドラーは語ってるのですが、これは行動範囲とも関係してくるし感性の問題でもあるので難しいんですが、鍛えられるんだと思います。
ここは人生において実はかなり重要な部分なんじゃないかと思います。
これは感じてたんだけど何と言ったらよいかよく解らない感覚だったので、すごくスッキリしました。
私たちが他者にできることはその承認欲求という檻から自由にするために
その人を勇気づけること。
私のブログタイトルの「INSPIRE」はただ共感するのではなく、触発し勇気づけるという
私のモットーでもあり本質に近い部分だと思うのですごくスッキリしました(笑)
他にもこの本ではアドラーの大事にしている「ライフスタイル分析」について
(ライフスタイルとは、その人がどのような状態を目指していて、それを達成するためにどのような手段を用いているか、というその人の人生の運動全体のこと)
人生の3つのタスク(課題)
・仕事のタスク(Work )・・・永続しない人間関係。
・交友のタスク(Friendship Task)・・・永続するが、運命をともにしない人間関係。
・愛のタスク(Love or Family )・・・永続し、運命をともにする人間関係。
などについても書かれていて、おもしろかったです。
この本からはかなり勇気をもらった気がします。
いい本だと思うので、興味のある方はぜひ、自分の目でお確かめください!





