連載「ミルクを飲みに行きませんか」第3回の裏話 | 100%鉄道大好き宣言!!

連載「ミルクを飲みに行きませんか」第3回の裏話

雑誌「鉄道ジャーナル」2018年6月号で連載「ミルクを飲みに行きませんか」を書きました。
今回は前回に引き続き「浜中町営軌道」がテーマです。

 


ここで紙幅の都合上書ききれなかった裏話をご紹介します。

 

北海道の浜中というところでご夫婦の家に上がり込む描写があり、そこで私は「馬鈴薯」と「カボチャ」と「飲むヨーグルト」と「牛乳豆腐」をいただいたことになっていますが、本当のところはこれに加えて「お孫さんの通っている大学の売店に売っているお菓子」と「漬物」と「コーヒー」と「お茶」をいただいています。
あと「もうこんな時間だし、お昼食べていったら!」とお声がけいただいています。
時間にゆとりがあったら、昼食と、そして3時のおやつをいただいていたことでしょう。

さらに、前記ご夫婦の奥さんの実家に事前のアポもなく突撃する様子も書いてありますが、そこでお土産に「青森のリンゴジュース」をいただきました。

どこであれ人に会うのは楽しいですね。

 

特にそれが旅で、その後の人生で交わることがなさそうな一期一会だとなおさらです。
このあたりのことはそのうち別の媒体で触れます。

どんな車窓が好きかは人によって違うと思いますが、私は人の生活が垣間見える車窓が好きです。
目の前にあるのに手が届かない「普通の生活」にちょっとでも近づきたいと思うのは、人と人の生活が好きだからなのかもしれません。
それゆえ放任度高めの当連載は、とかく登場人物多めで進んでいまして、今回もご多分に漏れずな状態です。
特に北海道の皆さん、大変お世話になりました。

ちなみに2回続けて「浜中町営軌道」を取り上げていますが、この連載で今なき鉄道(簡易軌道なので正確には鉄道ではないけども)がテーマになるのはイレギュラーです。
次号からは平常運転にもどります。
もっとも、まだ連載は3回しかしておらず、うち2回がイレギュラーというイレギュラー事態なんですけどね。

毎月ちゃんと掲載されていて、いよいよ連載らしくなってまいりました。
どうかみなさんご笑覧くださいませ。