皆さん、こんにちは。
先程に引き続き、生活習慣病と女性の病気について
まとめてみました。
高血圧-常時血圧が高く、心臓や脳血管などに負担が
かかっている状態。サイレントキラーと言われ、約90%
は本能性高血圧、生活習慣と関わりが深い。動脈硬化を
一層悪化させる。
動脈硬化-比較的太い動脈の血管壁に血液中の脂肪が
沈着して石灰化し、血管の内膜が厚くなる状態。
高血圧と脂質異常症(高脂血症)があると一層悪化する。
動脈硬化は子供のころから始まっていると言われ、病気が
進むと心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす事がある。
脂質異常症(高脂血症)-血液中にコレステロールや
中性脂肪が過剰な状態。食生活の欧米化により、脂質の
過剰摂取となる事が要因となる。動脈硬化を一層悪化させる。
糖尿病-糖質の利用がうまく行かず、血糖値が増えてしまう。
1型と2型があり、カロリーオーバーの食生活、肥満が原因で
起こる2型が9割を占める。網膜症、腎生涯、神経障害、
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、壊疽などの合併症を起こす。
痛風-過剰に生産されて血中に残った尿素が結晶となって
間接に沈着、炎症を起こす状態。食生活と因果関係が
深く、かつて「ぜいたく病」と言われた。中高年の男性に多い。
慢性化すると腎臓や血管系に合併症を引き起こす。
月経前緊張症(PMS)-月経の1週間~10日前くらいに
体液の滞留、便秘、乳房の痛み、頭痛、イライラ、うつ状態、
落ち込みの状態が起こること。ホルモンバランスの乱れ
によるが、ストレスや食生活の乱れによっても悪化を招く。
更年期障害-40代後半、月経が次第に遠ざかる頃に
神経不安定、イライラ、のぼせ、動機、めまい、頭痛、肩凝り
などの症状が現れる。卵巣機能の衰え、ホルモン分泌の減少
が原因。個人差があり、不快な症状が無い人もいる。
骨粗鬆症-骨の中のカルシウムなどが減少することにより
骨密度が減ってしまう状態。更年期以降の女性に多い。
エストロゲンには骨内のカルシウムが血中に出て行くのを
防ぐ働きがあるが、更年期にエストロゲンが減少するために
起こりやすくなる。