夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫)/文藝春秋
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「僕自身が理想的だと考える表現は、
最も簡単な言葉で最も難解な道理を表現することです。
少なからざる人がごく簡単な道理を
難解な言葉で表現しようとします。
これは馬鹿げているだけではなく、
時としてとても危険なことでもあります。」
(by 小説家 村上春樹)
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「難しいことをやさしい言葉で」
これは文章を書く人が、いつかは到達したい境地であり
常に心がけている戒めの言葉なのでしょう。
そういえば、かの「井上ひさし」さんも、
文章を書く時に心がけていたこととして、
こんな言葉を残しています。
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「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに」
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ある本のなかで、この言葉が執筆する机の
前にある壁に貼られているのを見たことがあります。
その心中と意図は、村上春樹さんと
とても似ているのだと思います。
文章を書く時、自分の知を誇ろうとすると、
専門用語が仲良くならんで、
一般の人にはよくわからない
お化けな文章になってしまう。
そんなことを書いている、私も、
とても人のことをいえず、
ついつい、表現に凝ろうとしたり、
自分らしさ、個性を出そうと、工夫したりして、
なんだか、「よくわからないな~」と
思われること、数えきれません。
とても文章の達人たちにはかなわないものの、
いやいや、文章を書くことだけでなく、
「難しいことをやさしく」
という心得は、いろいろな場面に通用する
戒めの言葉なのだろうと思います!
ですので、
リーダーとして難しいことをやさしく説明する意識を大切に!
今日も、リーダーとしてのお仕事、がんばってください\(^_^
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