いよいよ金曜日!
本日もお仕事、ホントウにお疲れさまです。
今日は「棚から一言」。この本です。
女性経営者が儲かる理由/菅原 智美
☆父性社会から母性社会へ
私は、7年前から、このことをメルマガに
書いてきました。
ここで言う、「父性」と「母性」というのは、
「男性中心社会」から「女性中心社会」
という意味ではありません。
男性にも母性はあり、
女性にも父性はあります。
母性は、優しさ、包みこみ。
父性は、厳しさ、規律。
女性の社会進出も進み、
社会全体は母性を中心とした価値観へと
ゆるやかに、確かに移行していると感じています。
ですが、この本を読み、意外だったのは、
女性経営者は、経営者全体のうち5.78%だというのです。
(帝国データバンク調べ 2009年)
アメブロでは女性経営者の方が
たくさんいらっしゃるので、う~ん、
もっと多いような気がしていました。
もっと、もっと女性経営者は増えてもいい!
さて、この本で
「女性が経営者に向いている3つの理由」
が記されていました。
1)豊かな感性
2)しゃべり力
3)強靱さ
1)と2)は、なるほどと納得できます。
3)はどうでしょう?
私は、思いっきり、納得してしまいます(笑)
女性は強いんです。
だって、命を宿し、生命を生み出す存在です。
「生」の意味が、男性とは根本的に違う。
だからといって男性が単純に「弱い」
と言っているわけではありません。
「強さ」の質が違うのですね。
この本には、アメブロもされている
(株)イマジンプラス 代表取締役 笹川祐子氏が
登場しています。
笹川社長のアメブロはこちらです!
↓↓↓
「イマジンプラス社長 笹川祐子の感謝ブログ」
笹川さん母性的強靱さを感じさせる
ひとつの事例が紹介されていました。
***
「笹川さんが創業以来、続けているこのひとつに、
毎週月曜日に行われる朝礼で配る「週報」があります。
A4の紙、2枚に綴られた笹川さんの想いが、
そこには込められています。
(中略)
いくら口うるさくいっても、時間が経つと社員は
すぐにいわれたことを忘れてしまいます。
でも、「どうせ忘れてしまうだろうか」と
何もいわなくなったら終わりです」
***
ホントにその通りだな~と思います。
元伊藤忠商事の丹羽宇一郎社長が何かの本で
「社員にまた同じことを言っていると、
思われるぐらいでちょうどよい」
と言っていました。
私もリーダーの方々から
マネジメントのことでご相談をいただく時に、
この丹羽社長の言葉を借りて
「メッセージを社員に伝えつづけることの大切さ」
を、お伝えいたします。
イマジンプラスの創業は1997年。
すると、10年以上、笹川社長は
「週報」を続けていることになります。
「すごい!」につきます!
私は男性ですが、男性のビジネスマンも
多いに参考になる、とてもよい本でした!
さて、「今日の言葉」も
『竜馬がゆく(五) 』(文春文庫 P102)からです。
***
『維新回天の道はまだ遠い。
われわれは死ぬ。
つぎにたれかが死ぬ。
さらに死ぬ。
坂本君ごときひとは、
それをまとめて完成させてくれるひとだろう。
まだまだ残しておくべき人物だ』
***
幕末、忘れることのできない
「池田屋の変」が起ころうとしています。
京での決起を決意し、命を捨てた若者たちが
池田屋に集結しました。
酒を飲み、語らっています。
その時、「人物論」となりました。
「土佐では誰か?」
との問いが出され、もちろん竜馬の名前が出る。
この「池田屋」に集まった志士たちの
リーダーは、肥後藩の宮部鼎蔵でした。
今日の言葉は、その宮部の言葉です。
悲運を自覚しつつ、
しかし、このままでは何も変わらないと行動する。
自分たちは「志」をとげることはできなくとも
その「志」を誰かが引き継ぎ、
その誰かが「志」をとげてくればよい。
「潔さ」
そんなコトを今日の言葉から感じます!
あなたの「潔さ」を大切に!
***
今日も、あなたらしいリーダーシップを発揮して
【しなやかなリーダー】としての
ご活躍を心からお祈りしています。
そして、今週もいろいろありがとうございました!
感謝、感謝です!
どうぞこころがホッとする
素敵な週末をお過ごしください。
by EARTHSHIP COUNSULTING 松山淳