$リーダーへ贈る358の言葉

いよいよ金曜日!

本日もお仕事、ホントウにお疲れさまです。

今日は「棚から一言」。この本です。

女性経営者が儲かる理由/菅原 智美



 ☆父性社会から母性社会へ


私は、7年前から、このことをメルマガに
書いてきました。
ここで言う、「父性」と「母性」というのは、
「男性中心社会」から「女性中心社会」
という意味ではありません。

男性にも母性はあり、
女性にも父性はあります。

母性は、優しさ、包みこみ。
父性は、厳しさ、規律。

女性の社会進出も進み、
社会全体は母性を中心とした価値観へと
ゆるやかに、確かに移行していると感じています。

ですが、この本を読み、意外だったのは、
女性経営者は、経営者全体のうち5.78%だというのです。
(帝国データバンク調べ 2009年)

アメブロでは女性経営者の方が
たくさんいらっしゃるので、う~ん、
もっと多いような気がしていました。

もっと、もっと女性経営者は増えてもいい!

さて、この本で
「女性が経営者に向いている3つの理由」
が記されていました。

 1)豊かな感性
 2)しゃべり力
 3)強靱さ

1)と2)は、なるほどと納得できます。
3)はどうでしょう?

私は、思いっきり、納得してしまいます(笑)

女性は強いんです。
だって、命を宿し、生命を生み出す存在です。
「生」の意味が、男性とは根本的に違う。

だからといって男性が単純に「弱い」
と言っているわけではありません。

「強さ」の質が違うのですね。

この本には、アメブロもされている
(株)イマジンプラス 代表取締役 笹川祐子氏が
登場しています。

笹川社長のアメブロはこちらです! 
 ↓↓↓
「イマジンプラス社長 笹川祐子の感謝ブログ」


笹川さん母性的強靱さを感じさせる
ひとつの事例が紹介されていました。

***

「笹川さんが創業以来、続けているこのひとつに、
 毎週月曜日に行われる朝礼で配る「週報」があります。
 A4の紙、2枚に綴られた笹川さんの想いが、
 そこには込められています。
 (中略)
 いくら口うるさくいっても、時間が経つと社員は
 すぐにいわれたことを忘れてしまいます。
 でも、「どうせ忘れてしまうだろうか」と
 何もいわなくなったら終わりです」

***

ホントにその通りだな~と思います。
元伊藤忠商事の丹羽宇一郎社長が何かの本で

「社員にまた同じことを言っていると、
 思われるぐらいでちょうどよい」

と言っていました。

私もリーダーの方々から
マネジメントのことでご相談をいただく時に、
この丹羽社長の言葉を借りて

「メッセージを社員に伝えつづけることの大切さ」

を、お伝えいたします。

イマジンプラスの創業は1997年。

すると、10年以上、笹川社長は
「週報」を続けていることになります。

「すごい!」につきます!


私は男性ですが、男性のビジネスマンも
多いに参考になる、とてもよい本でした!



虹



さて、「今日の言葉」も

『竜馬がゆく(五) 』(文春文庫 P102)からです。




***

『維新回天の道はまだ遠い。
 われわれは死ぬ。
 つぎにたれかが死ぬ。
 さらに死ぬ。
 坂本君ごときひとは、
 それをまとめて完成させてくれるひとだろう。
 まだまだ残しておくべき人物だ』

***

幕末、忘れることのできない

「池田屋の変」が起ころうとしています。

京での決起を決意し、命を捨てた若者たちが

池田屋に集結しました。

酒を飲み、語らっています。

その時、「人物論」となりました。

「土佐では誰か?」

との問いが出され、もちろん竜馬の名前が出る。

この「池田屋」に集まった志士たちの

リーダーは、肥後藩の宮部鼎蔵でした。


今日の言葉は、その宮部の言葉です。


悲運を自覚しつつ、

しかし、このままでは何も変わらないと行動する。

自分たちは「志」をとげることはできなくとも

その「志」を誰かが引き継ぎ、

その誰かが「志」をとげてくればよい。


 「潔さ」


そんなコトを今日の言葉から感じます!



あなたの「潔さ」を大切に!



***

今日も、あなたらしいリーダーシップを発揮して
【しなやかなリーダー】としての
ご活躍を心からお祈りしています。晴れ

そして、今週もいろいろありがとうございました!

感謝、感謝です!

どうぞこころがホッとする
素敵な週末をお過ごしください。



by EARTHSHIP COUNSULTING 松山淳