僕が、この人と出会ったのは、3年前のことだった。
まだアーストリップがOPENしたばかりで、ショップイベントも
数えるほどしかやっていなかったと思う。
そんな頃に、地球を歩く大使「アースウォーカー」が沖縄を訪れ、
それも一緒に沖縄を歩き、講演会をアーストリップでやってくれたのだった。
昨日、アーストリップで3年ぶりの再会を果たし、ここでポールさんと
妻のこのみさんが、中国大陸を3000km歩いた報告会をしてくれた。
その頃から何も変わらず、今回も環境問題や歩くこと、植樹の素晴しさ、
何よりも人々と自然の可能性と豊かさを再確認させてくれた。
僕にとっては、今年のテーマでもある、「eathink」の勉強会だった。
自ら企画する内容のもの以外で、こうやって地球に触れて、考え、
行動に置き換えてみるセルフラーニングの機会をいただいた。
自分自身で中国でおきていることと、沖縄で、日本で起きていることが、
どのように関わり、しいては地球にどのような影響と可能性を持っているのか?
さらには、自分自身にそれがどうリアクションとして、巡りかえってくるのか?
そんなことをイマジネーションしながら、ニュートラルな状態で、
スライド写真とポールさんのトークを聞かせてもらい、「earthink」できた。
そこには想像を絶する写真がいくつも紹介され、時には顔を背ける者もいた。
言語で書くと強烈だが、写真はさらに衝撃が強い。
中には、映像でとられているものもあって、子供たちはさぞインパクトに
襲われたに違いない。
⇒三年前に一緒に植樹した「SORA」ちゃんも既に8歳になった。
今回も同じ、クロトンを植樹した。また大きく育ってほしい。
鉢には、参加者みんなの名前を記載しました。
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僕が考える地球の未来は、少なくても今以上、これから未満。
そう、この状態がよくなったり、良くならなかったり、といったところである。
地球のどこかでバランスを調整しているはずで、今はアジアや極地で
その影響が凄まじくインパクトを受けているのだろう。
ただ当事者である私たちは、大変問題であり、遠くの北極よりも
自分たちの心配をしなくてはならないのだ。
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例えば、沖縄に訪れる観光客の皆様も同様で、
素敵な沖縄をいつまでも残していきたい。などの漠然としたイメージよりも、
今ここを訪れて直視している人々や食物、文化遺産や亜熱帯の自然の
素晴しさや愛しさに疑問を、答えを、見出してほしいとおもう。
ようはリアルに私たちも観光客の皆さんも、この環境に関わり、
なんらかの恩恵を受けて、生活や旅行をしているのだ。
僕は、その当事者として、警告するのではなく、
自分が大切だと思えることを、気付き、考え、伝えていく。
まさにポールさんが世界を歩き、感じて行動しているのと同じことだ。
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明日からまた彼の教えてくれ、自分で感じ気付いたことを、
実践して、少しでも環境と観光についての接点からより良い循環を
作り出していきたい。そのためにまず自分が行動すること、
旅人として、生活者として、出せる結果をわかりやすく示したい。
何度もいうが、まず自分のために。。。
⇒旅が好きで地球を愛する人たちが気持ちよかった。
そして、家族のために、友人のために、自然のために、
沖縄のために、海や森のために、そこに住む生物のために、
地域にすむ人々のために、人々が残した遺産のために、
ここを訪れる人のために、好きな人のために。。。
それが地球のためで、自分のためだから。
そのために、今日も「earthink」しよう。
環境と観光の未来を想う
「earthink」
http://www.earthtrip.jp/earthink/
