原発防災マニュアル1 | らんぼうのブログ

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多くの原発立地県ではコンクリート建ての体育館や公民館が避難場所に指定されていますが、その気密性は良くありません。その上多くの学童や住民が避難してきますから戸を閉めきっておくわけにもいきません。従って避難場所に入ったから安全とはいえないのです。東海村では学童や住民を避難させるための交通機関として、バスあるいは自衛隊のトラックが考えられています。もし放射能汚染がひどい場合には、汚染地に民間のバスを送り込むことになります。しかし、これを強制することは出来ません。首相命令で動かせることが出来るのは自衛隊です。自衛隊のトラックは幌付きですが密閉性はありません。その上、住民全体を運ぶには数が足りません。具体的に考えると輸送手段一つとっても多くの問題があります。あなたの学校や自治体ではどのような防災マニュアルが用意されているのでしょうか。それぞれが日頃から検討しておくことが大切ではないでしょうか。


◆放射能から身を守るために
日本の防災計画はチェルノブイリのような大事故は起こらないことを前提としていますから、大事故が起きた場合には現在の防災計画では対処しきれません。大事故の場合は防災計画は無力だという考え方もあります。しかし、少しでも被ばくを減らすために個人として、あるいは学校単位でできる方法はないのでしょうか。ここではその方策を紹介します。詳しくは、『原発事故・・その時あなたは!』を参照して下さい。

1.まず大切なことは、事故が起きたことをできるだけ早く知ることです。原子力事業者・自治体も正確な情報をいち早く一般に流さなければなりませんが、これは往々にして遅れて知らされます。原子力施設の周辺にすんでい る人は日頃から施設の様子の変化に注意していることが必要です。そして放射能雲が通過するまえに逃げることです。方向は原発から風下に向かった線の直角方向に逃げることが一番です。

2.放射能雲が通過している時に、外にいることは危険です。家の中に入り、窓を閉め、空調を止め、隙間に目貼りをして気密性を保ちます。

3.ヨウ素剤は事故が起きたと知ったらすぐに飲むのが効果的です。(ヨウ素剤Q&Aを参照)

4.放射能雲が通過している時とその後しばらくは、屋内にいても8枚くらい重ねた濡れたタオルをマスクにします。地下室があれば地下に集まった方がより被ばくを避けられます。

5.事故の知らせがあったら、なるべく多くの容器に飲料水を貯めて、すべてにふたをします。保存食を確保します。