遙か未来、ある国の話…平和な日常に飽きたその国の国王は、ある「ゲーム」を始める。
自分と同じ姓を持つ者を消すゲーム。
「鬼ごっこ」
国王と同じ姓を持つ者は、有無を言わさず「鬼」に追い回される。
「鬼」に捕らえられた者の行く道は…
「死」。
主人公も国王と同じ姓と言う事だけで、「鬼」に追われ殺される運命に翻弄される。
ただ 自分が「佐藤」という姓だっただけで…
話の内容は、現代において全く「あり得ない話」。
…だけど、なんか怖かった。
この小説ほどではないが、「一部の人間の為」の国を創りあげ、維持していくために、その国に住む一般あるいはそれ以下の人々の生活を苦しめる…って事は現代にもある。
あえて国の名前は言いませんが…m(_ _)m。
でも、何となく分かると思いますよ、この本を読むと。
「国を造り 繁栄さすは
その国の「長(おさ)」なり
長はその国の命たる人々を
“我が分身”として
考えねばならぬ」
この国の「長」はどうだろうか?
機会があったら読んでみてください。
作者 山田 悠介
幻冬舎文庫(文庫本)
ちなみに…この作品は、映画にもなってます(記憶が確かなら2まで出てたような…)
1の方がより原作に近い気がします(2よりは…っていう意味ですよ)。
では、また。