天災
私はいま、とても恵まれた環境に居ます。
両親や友人は被災しています。
あのときの恐さや不安、それらは共有するには程遠い感情。
危機感だって、感じるレベルが違う。
この環境に居るからこその「心の温度差」に戸惑いもあります。
けれど、この状況だからこそ、自分は“普通”の生活ができるからこそ、元気に笑顔でいることが大切だと感じています。家族も友人も私が無事でいることがイイと言ってくれる幸せ。
きれいごとかもしれない。
他人事に移るかもしれない。
でも、少しでも心に余裕をもって家族や友人の話しを冷静に聞くことが今の私にできることだと思っています。
自分を愛せなきゃ、他人を愛せない。
自分に優しくなければ、他人にも優しくできない。
自分を許さなければ、他人をも受け入れられない。
シンプルにそう感じます。
そして、まわりの方々が私にくれる“やさしさ・あたたかさ”
それらも「当事者でもなんでもないくせに」という怒りや憤りを感じることなく受け入れること。
ひねくれずに、受け取っています。
多分、昔のわたしなら「人の気もしらないで」と拒んでいたかもしれません。
だって、境遇はまったく違うものですからね。
多くの方の思いやりはあちらこちらにあります。その度合いはそれぞれです。
でも、それぞれの思いやりでイイと思います。
それぞれの環境で感じるままに、できることをしてくれれば全てはつながっていくことかと。
アメブロで私と繋がってくれている方々。どうか、恵まれている環境だからと自分を責めないでください。
可能な範囲で無理をしないで居てください。元気でいてくれることが、なによりです。