我が家がお世話になっている羊工務店は「施主さんにも積極的に家作りに参加してもらい、愛着のある家にしましょう!」というスタンスで、DIYを激押ししています。


そのDIYの中でもイチオシしているのが、珪藻土を壁に塗る作業です。でも珪藻土を塗る体験なんて、普通の人は経験したことありませんよね…


ということで、羊工務店主催の「珪藻土塗り体験会」に家族みんなで行ってきましたー!!

そんなに不器用な方じゃないと自負しておりますが、こればっかりはやってみないとわかんないからね!

この日の参加者は我が家を含めて5家族です。皆さん羊工務店での家建てを検討中or進行中。


まず最初に珪藻土の粉と水を混ぜるところから始めました。(私は子供対応で遠くから聞いただけ)かくはん機で焦らずじっくり時間をかけて混ぜることで柔らかくなり、塗りやすくなるそうです。

そして出来上がった珪藻土を鏝板(こていた)に少量ずつのせて、石膏ボードに塗っていきます。

↑塗り塗りする夫。

職人してるだけあって器用な男なんですわ、ウチの夫。あっという間に石膏ボード1枚を塗り終わりました。しかしそれでは飽きたらず、塗った珪藻土を鏝(こて)で綺麗に剥がし、2回目を塗っていました(笑)

私も少しやらせてもらいましたが「ナニコレめっちゃ楽しい!!デレデレ」とノリノリで塗ることができました!

珪藻土が勿体無くて控えめに塗っていると「鏝で表面を撫でた時にゴリゴリと音が鳴るのは塗りが薄い証拠です。もう少したっぷり塗っても大丈夫ですよ」と私の貧乏性が露呈しちゃったけどねw
言われた通りたっぷり塗ると、音がしなくなりましたよ!

広い面を塗るのは比較的簡単にできましたが、巾木の上などの細かいところを大きい鏝で仕上げるのは難しかったな~💦

↓こーゆー細かいとこ。マステで養生してます。

あと、今回は石膏ボード単体を塗っただけなので、端の方を塗るときも楽勝でしたが、実際塗る壁には上には天井があるし、横は隣の壁との角があります。そこら辺の始末が大変そうだな~と感じました。

それと左手で持っていた鏝板。これが珪藻土をのせていると結構重たくて…。「珪藻土は壁につけてもすぐには固まらないから、鏝板にのせたままにしないで、先に壁に着けちゃってから鏝板を軽くする、もしくは置いてから作業すると楽ですよ」と教えてもらいました。

今回は石膏ボード1枚だけなので短時間でしたが、たくさんの壁を塗るってなったら体力勝負ですからね…!!少しでも体にかかる負担を軽くして挑まないとダメですね。




そして塗り体験会の後は、珪藻土壁のメンテナンス教室もありました。

ここからは、すでに羊工務店で家を建てていらっしゃるOBさんたちも参加しました。

珪藻土のデメリットである、欠けやすや。
物をぶつけた時にえぐれたり、コーナーの角が欠けたりした時の修復方法を、実際の壁に傷をつけながら教えてもらいました。

といっても霧吹きで傷の回りをたっぷり濡らし、こねた珪藻土を指でヌリヌリするだけで簡単に修復できます。こうやって自分達で手直ししながら住める家って嬉しいな。

因みに羊工務店で家を建てると、引き渡し時に珪藻土メンテナンスセットが貰えるそうですよ!
修復用の鏝や、よく欠けるコーナー用の鏝も入っているらしい↓↓

最後に私たちが塗った珪藻土がこちら!

写真で見ると、なんじゃこりゃって感じのただの泥壁ですなww



これが乾くとこうなります!

と言ってもまだ完全には乾いていませんww

白いところが乾いた箇所なので、完全に乾くと全面白色になります。

素朴な風合いに惚れ惚れしちゃう~ちゅー






当日はメンテナンス教室もあったお陰で、OBさんから色々とお話しを聞くことができたのですが「DIYはすごく大変だったけど、慣れると楽しかったし、やらせてもらってほんっとうに良かったです!」と皆さん口を揃えて仰いました。

OBさんとお話ししていると、羊工務店で建てたお家での生活を皆さん本当に楽しんでいらっしゃるのが伝わってきて、私まで幸せな気持ちになりましたデレデレ




珪藻土の壁は高額なイメージですけど、あれってやっぱり左官屋さんの手間賃が高いんですよね~。それを施主自ら塗ることで、ビニールクロスと同じくらいの値段で珪藻土の壁を採用することができます。

でも施主がすると時間もかかるし、教えたり段取りしたり、羊工務店の負担は明らかに増えます。

それなのに、施主のため、減額のため、DIYをすすめてくれる羊工務店は、やっぱり素敵な工務店だなとしみじみ感じることができた休日でした。