これまで逆行を続けていた外惑星、冥王星、土星、海王星、天王星は今月から2024年1月にかけて、
順に順行に転じて行きます。そしてまず冥王星が順行に転じた今、社会の方向性は破壊と再生の勢いを
より強めて来る事でしょう。サインは山羊座、山羊座は権力の象徴であり、
権威とされる政府や企業、団体を示すと共に結果を現します。

継続を強く推奨する一部の存在は利権に溺れ、簡単にはその権力を手放そうとはしません。
彼らはその権力を維持しようと手段を選ばず、精力的な戦いを何度となく繰り返して来ます。

次に来る大きく恐ろしいもの、それは単なる次のものです。
自分の権力を自分の中心に保つ事、自身の主権を強く意識する事です。
 
そしてこれから1年後、冥王星が向かう次のサインは水瓶座になります。
そこは真実に象徴される星座、革命に関する社会。

権力の変化が明らかに示されるまでは、まだしばらく時間がかかりますが、
今後、人々の抗議活動や強い抵抗は更に勢いを増して来る事でしょう。

そして冥王星は20年間、この水瓶座に留まる事になります。



さて、29日の未明、5時24分に牡牛座5度09分で満月を迎えます。
部分月食が始まるのは1時間ほど前、
欠けた月から満月の姿を表し日が昇る事で輝きを失うと言ったイメージですかね!
 
辺りはまだうす暗い未明、日本でも観測ができるようですが、それは、
私たちが激しい変化の真っ只中にいる事なのかもしれません!
また広範囲に渡る今回の月食を天体地図法で見てみると、
ロシア、イラン、サウジアラビアを南北に走っている事がわかります。
今の社会情勢を顕著に現しているのでしょう。
 
一般的に満月は周期のピークであり、物事の終結、完了、最高潮とされます。
太陽が対峙する牡牛座は金融、富、通貨、銀行業に関連し、食料の供給や農業生産を司る星座。
シンプルに人々が望むものは何か? それは安定した安全な暮らし。
今、安全ニーズが世界で求められている事なんだと思います。
 
また何となくですが、外部から物事が迫ってくるような感覚を伴う事も満月の時には良くあります。
これは引力の関係なのでしょうか?
 
太陽は蠍座の中で水星、火星と重なり、それぞれが対峙する牡牛座の月、木星と向き合います。
蠍座は感情的な激しさを示唆し、真実を深く掘り下げ、秘密を根絶しようとします。
特に裏社会や地下組織の事、そして大金に関連して抑圧され、長い間隠されてきた秘密を根絶しようとする。
蠍座に火星が滞在する期間、感情の激しさと集中力が明確になり、それが復讐、仇の形をとる事もあります。

行動に注意し、自分がカルマを生み出している事を忘れないようにする事です。

さらに火星は木星と対峙している事で、私たちの信念を拡大させて来る。
目が真っ赤になるような思いを感じています。。。。
 
一方で木星が月と重なる事ではイメージは拡大され、とても豊かさを感じさせてくれる事でしょう。
牡牛座的には大地と自然とのつながり
安定した食物の生産に必要な大地と気候、自然の恵みをじっくりと感じていたい。じぃ~っと。。。。

裸足で地面に立ち木陰に腰を下ろす。こんな衝動に駆られる事ってありますよね?
それは日々の生活を平穏に暮らしたいと願う感情の表れであり、シンプルに自然と調和できる方法です。
激しさから離れたいと誰もが願っている。この時間にふさわしい行動なのかもしれません。
 
他方、蠍座に強力な角度で食い込む冥王星、特に火星と水星が太陽と重なる事で、
個人でも世界の舞台でも、鋭く怒りに満ちた対立が起きて来る事になりそうです。

怒り、挑戦、戦い、他者を支配しようとする大きな欲望の表れです。
平和を保つ事です。冷静に自分の立場を堅持できるように心がけて下さい。
 
そして新たな変化を創造させるアスペクトは、乙女座18度の金星と牡牛座21度の天王星がトラインしている事です。
これはデジタル通貨分野での新たな発展を示唆しているのでしょう。
 
いよいよ個人のレベルではどうしようもない大きな変化と多くの混乱が押し寄せて来る時を迎えます。
そして11月はさらにあっ!と驚く出来事が。。。


今回はこの辺で、最後までお読みいただき、
ありがとうございます
感謝してます。

2023/10/27