乙女座の守護星である水星が乙女座で静止している。
この新月の影響は強力になっています。

乙女座は私たちの日常習慣に最も隣接する星座であり、
主とするテーマは、仕事、健康、奉仕、微生物であるように、
まず日々の暮らしの中で私たちに現実的な利益をもたらすにはどうしたら良いのかを常に分析し、
有害となりうる小さな原因を突き詰める事を繰り返しています。

特に健康の面では病気について、栄養、消化、腸の機能を最適に保つ、
まるで時計仕掛けのような方法を考えているのでしょう。

そして正確な情報を入手し実行するのです。

また毎日の生活はとかく責任と義務によって常に重荷を感じています。
もっと日常の過ごし方を簡素化できないものか?
合理化する事はできないものかと??

この新月では太陽と月が魚座26度で逆行中の海王星と対立します。
正しい情報をどうやって得るかがここでは大きな問題となるかもしれません。

何故なら海王星はその情報に霧、混乱、または不確実性を生じさせて来るからです。
また水星と対峙する土星は、意図的な障害を示唆しています。

本当に確信できる事実は何、どれ?と言った。。。
決して悪い意味ではなく、慎重な判断をする事を促してくれているんだと思います。

獅子座29度の黒い月リリスは、しばしばトラウマと捉えられますが、
ここでは獅子座が示す肉体的部位が心臓である事から、
やはり健康と言うテーマに重点が置かれているように思います。

彼女には根本的な主権という強いテーマがあり、
王の象徴である獅子座にいる事で、ここで生じている健康問題に対して、
厳しい選択を促してくる事でしょう。

今すべき事を実行するか、全てを諦め停止を選択するかです。

リリスは、北のノードと結合し、重なるエリスの象徴性を強く強化させます。
どちらも神聖で女性的強いエネルギーを持っているだけに、
真実と誠実さにおいては断固として妥協しません。


そこでポジティブな側面を探ってみると、
牡牛座22度の天王星がこの新月にトラインを形成している事です。

先月獅子座の新月では、太陽と月に対して天王星がピッタリとスクエアを形成していた事で、
とても挑戦的で衝撃的な事実が明るみに出て来た事と思います。

また世界各国では信じられない災害の報告が続いています。
しかし今回の新月を機会に、出来事が少ない困難に留まるかもしれません。

大難が小難に抑えられると言った表現が相応しく感じられます。

調和されたトラインにより、外部から突然の混乱や変化が飛びこんで来る可能性は低くなると思います。
たとえ突然予期せぬ変化が起きたとしても、それは私たちを最善の方向に導く為の手段として、
私たちに決断を迫っているのかもしれませんね。

世界は決して縮小しているのではなく、常に拡大を続けているのです。

北のノードとの正確な合にあったエリスは、今わずかに外れた牡羊座 25 度に位置し、
真実、平等、信頼性をテーマに引き続き社会の立て直しに取組んでいます。

多くの真実に関与し、学者や製薬会社の利権を優先した人々を排除し、社会の構造に変化を与えようとしています。
見失った本来有るべき医療の姿勢をここに築いてくれる事でしょう。
新しいシステムの構築、そしてコミュニティでの現実的な取り組みを。

また天王星のいる牡牛座だけに新しい金融システムにも、
そして不足して行くとされる食料栽培の開発も期待したいものです。



今月末に牡羊座で迎える満月は、水星が乙女座20度33分に位置します。
情報、事実、詳細を検索、分析し、それらが正しいかどうかを確認したいと言う
乙女座の衝動が強くなってくる事でしょう。

しかし、水星はまたしても魚座で逆行をしている海王星と対立します。

先にも述べたように、魚座の物事は見た目通りではありません。

情報のズレや歪み、誤報、偽情報を見せてきます。特に魚座はメディア、医薬品、免疫システムとも深く関連しているので、
一端は事実を見つけて正す事に必死ですが、もう一方の端は私たちを霧の中に連れさり、何が真実であるかを隠し、
水に溶かそうとしてきます。

天王星が水星とトラインを組む事で、そこは水星本来の高い知性にブレが生じぬよう、
洞察力と新たにダウンロードされたあなたの直感を信じて行動する事です。

過去の経験値を基に慣れ親しんだ論理だけに目を向ける時世ではもうありません。
より大きな視点から物事を見るようにして下さい。

山羊座27度の冥王星、牡牛座22度の天王星、そして乙女座20度の水星が示すグランドトラインは
きっと機能してくれる事でしょう。

深く洞察力に富んだ新しい考え方を実行する。
そして今世界が抱える農業問題、食糧生産、金融システムに関連した
新しいシステムの誕生を是非私たちで奨励したいものです。

今回はこの辺で最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

感謝してます。

2023/09/15