いつもありがとうございます。
「お守りになる占い師」タロット占い師の天山ヒスイです
前々回記事の「2024年9月の運勢☆」で、「3」アピールがすごいことを少し書きました。
前々回の記事はこちらです↓
改めて考えてみると、3って結構いろんな深いことを表したり使ったりしています。
「三位一体」や「三大○○」、「三原則」など、大きな根源や存在を表したり、
上中下や天地人などの三区分や、金銀銅の上位を示したり。
ちょっと検索するだけでもいろいろな意味が出てきますし、スピリチュアル的な意味やエンジェルナンバーなどもあります。
そこで、私の個人的解釈ですが、「3」について考えたことをちょこっと書いてみます
私が考えたのは、「点と線と立体」、それから「男、女、子供」です。
まず、点と線と立体。
点は1です。生まれたものであり、独りであり、他とふれあいやつながりはありません。
この点が2つあり、それを結ぶと線になります。つながりができました。この線が2です。
つながりは無限に広がりますが、平面上です。漫画や小説の2次元ですね。
そしてこの長さと幅だけだった線が、高さという3つ目の要素を手に入れると、平面世界をこえて立体になります。3次元ですね。この立体が3です。
この3次元で私たち人間や物などの物体、そして現実世界が現れます。
2次元もすごい広がりがありますが、3次元だと自ら動けますよね。そして他を動かすこともできる。
これまでとは違う、動きや未来がある。
1と2の間でこんなに違うのに、2と3でもまたこんなに違う。
この先の数字でこんなに世界が変わるのはないと思うんですよね
すごいな、と感心しました。
それから、男と女と子ども。
これは誰でもイメージしやすいのではないでしょうか。
男性が一人いて(1)、女性と結ばれ(2)、子どもができる(3)。
1は男性でも女性でもどちらでもいいのですが、一人だけでは新しい命はできません。
(現在は科学的、医学的に同性カップルでも子どもを得ることは可能ですが、生物上は、男と女の両方の性がいないと、新しい命は得られません。)
一人だったのに、友人や恋人ができると世界の楽しみ方が変わる(1→2)。
友人や知人とのつながりは広がるけれど、そのつながりの間からは新しい命は生まれない(2)。
でも恋人と結ばれ子どもができれば、親という立場、親という世代になり、また世界の見方・生き方が変わる(2→3)。
ではこの、命のつながりでの2から3になるもの。
先述した平面から立体になるには、高さが必要でした。
この高さに匹敵するというか、表現しているものに、気づきました。
家系図です。
縦書きの場合、男性と女性(多くは夫と妻)が結ばれると横線が引かれますよね。
そしてこの二人の間に子どもができると、横線から縦線が引かれて、子どもの名前が書かれます。
この縦線が、上記でいう高さに当たるわけです。
2から3になるものです。
横書きの場合でも縦書きの場合でも、同じ向きのつながりとは違う、別次元のつながりができるのですね。
いろいろ考えていると、そんなことに気づいて、面白くなりました
タロットでは、この男・女・子どもの流れが現れているカードがあります。
カップの1、カップの2、カップの3です。
この「カップ」とは何かと言うと……
タロットカードのフルデッキ78枚は、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚で構成されています。
その中の小アルカナ56枚は、1~10の数字とコートカード(人物札)を、4種類のスート(記号)ごとに当てはめています。
1種類のスートにつき、1から10の数字のカード10枚と、人物札4枚の14枚。
それが4種類だから、14×4=56。 56枚となります。
そのスートが、ワンド(こん棒)、ペンタクル(金貨)、ソード(剣)、カップ(聖杯)の4種類です。
この内のカップは、愛や感情を表します。物質的なものではなく、内からあふれるものですね。
まさに男女の愛が子どもをもたらすように、カップのカードの1、2、3からはその流れを見出すことができます。
カップの1は、聖杯から水があふれる様子が描かれており、自分の感情や愛があふれている様子が見てとれます。
これが男(または女)一人の1。
カップの2は、男女がそれぞれ聖杯を持ち乾杯をするように近づけながら向き合っている様子が描かれています。
男女の出会いや親交が深まる様子が見てとれます。
独りとは異なる、誰かといるからこそ感じられる喜びや気持ちがありますね。
つながりがあります。これが2。
カップの3は、女性3人がそれぞれ聖杯を掲げて喜び踊っている様子が描かれています。
嬉しいこと、めでたいことがあったことが見てとれます。
2の男女二人は出てきませんが、男女が結ばれて新しい命が誕生したと見出せます。
1から2を経て3という嬉しい結果につながり、その気持ちを共有し、喜んでいる。
3人で気持ちを共感している。これが3。
それぞれのカードにはもっとたくさんの意味がありますし、恋愛や結婚に関することだけではありません。
仕事でも日常生活でも、嬉しいことや感情があふれるようなことはありますよね。
例えばカップの3だと、
「プロジェクトが無事に終わったのでみんなで打ち上げ!」とも読めますし、
「お一人様1セットまでの激安トイレットペーパーを家族総出でゲットした!」なんていうようにも読めます。
(実際の鑑定だと「飲み会や打ち上げが良い」とか「セールが吉」とか。)
ただ、3について考えると、カップの1、2、3のカードは、先述の男・女・子どもの流れに当てはめることができることに気づきます。
よくできてますね。面白いです
タロットカードの写真があればもっとわかりやすかったかもしれませんね
今持っているデッキはビジネス利用できないものなので、写真の掲載はできないんですよね。すみません
タロットカードの画も世界中に描き手がいるので様々なのですが、古典的な絵柄だと上記のような感じになります。
皆様は「3」からどのようなことをイメージしたり考えたりするでしょうか?
ちょっと意識していると、色々な所で使われていることに気づくかもしれませんね。
興味のある方は検索して、知識を深めてみてください
意外と深い「3」のお話でした