9月5日に坂之上洋子 さんの講演を聞きました。
さすがNewsweekが選ぶ世界が認めた日本人女性100人に選ばれた方です。
めっちゃ素敵で、お話を聞いてめっちゃテンションあがったんで、
遅ればせながら展開致します。
テーマ
「今振り返る20代~30代前半の過ごし方」
(やりたいことが出来るようになる法則)
坂之上さん曰く、
「自分は劣等性だった。でも仕事に困ったことはない。
⇒好きなことをして生きていける法則を学んだから」
その法則を知っている彼女の周りもみんなそうだという。
世の中、いろんな法則があふれているけど、
坂之上さんのきらきらした表情を見てると、どんな法則なのだろう!!
と興味津々になっちゃいました。
ということで、以下、覚えている限り細かく書きます。。。
興味をもたれた方は、少し長いですがお付き合いくださいませ~。。
---------------------------------------------------------------------------
法則その1: 「目線を自分から離して物事を考える」
坂之上さんは、アメリカの大学を主席で卒業。
しかし、不景気でまったく就職先がなかった。
建築デザイナー関係を希望するが、
1つのポジションに100人以上の応募があるご時勢、
トップで卒業してもどこにもひっかからない。
そこで考えたこと。
「もし、自分が社長だったらどうするか。」
社長の目線で自分を見てみる。
⇒「ネイティブじゃなく、つたない英語を話す経験0のアジア人」
⇒=価値はない。
では自分の強みは何か。
わからない。
そこで
「中に入らないと私の価値はあるかないかすら見えない!」
と、月10万円以下のアシスタントのアシスタントからスタートすることに。
「自分の位置での最善を尽くしたところでダメ。
目線をたとえば社長=経営者にすることで何が必要か見えてくる」
彼女はその後常にそのように考えて行動。
経営者視点で自分がどのように動くのが望ましいかを意識。
たとえば彼女は、自分が尽力をつくしたプレゼン資料をライバルに渡した。
周りは驚いたが、彼女の考えはこう、
「英語がつたないアジア人の自分がその資料でプレゼンするより、
ライバルがプレゼンした方が、それで大型案件を勝ち取ることが出来るはず。」
見ている人は見ているもの。
そのようにしていくことで彼女は成功。
建築デザイナーとして米国でASID
たとえば、衆院アドバイザーなどもしているそうだが、
彼女がアドバイスしたある方は「財務大臣になったらどう動くか」と
いう意識と視点を持たせたことで成功。
☆目線を変えるといろいろ見えてくる。
目線を変えて行った行動は、結果になって表れる。
また、そうやって行動した結果を、見ている人はちゃんと見ている。
わかる人にはわかるのだ。
法則その2: 「自分が何者かを意識する」
5分以内(もしかした3分だったかも・・)に自分の自己紹介を書いてくださいといわれました!
(よかったら、先を読む前にぜひ、自己紹介を書いてみてください!)
その自己紹介が、自分の考える自分のブランドイメージだそう。
ブランド=
30秒で感じるもの<ブランド認知>+他のものと明確に差別化できるもの<ポジショニング>
自分のブランドイメージは大事。
自分を相手にどう見えるかを意識することは非常に大切で、
自己紹介の際は、自分が人にどう受け止めてもらいたいか意識するといい。
自分が書いた自己紹介はどうでしょうか
自分は何がやりたいのか。
自分が一番やりたいことを
初対面に伝え切れている??
「本当はこんな趣味がある」とか、「特技とか得意なことがある」とか
「本当はこんなことを真剣に考えている」とかは、
書いてなかったらわからないのです!
そして、ある方がTwitterの自己紹介を変えたら成功した話や
工夫した自己紹介の例を紹介してくれました。
(省略しちゃいますがちゃんとメモってきたので
詳しく聞きたいお友達には今度お話します)
☆夢を叶える人は、
自己紹介で自分を相手に認知させる。
そして相手に自分がしたいことを素直に話す。
きちっとしたブランディングができれば、すぐに必要な人につながれるのだ。
他人はゆっくりあなたのことを時間をかけて観察しない。
もしかしたら、相手は自分がやりたいことに対して、
有益な情報を持っているかもしれない。
でも、初対面でそれを伝えられなかったら、
もしかしたら、その人からその情報をもらうチャンスは一生ないかもしれないのだ。。
法則その3: 「自分は何をやっているときに時間を忘れるか を意識する」
それはたとえばトイレでおしゃべりをすることが好きならそれでもOK。
とにかく突き詰めること!
儲かりそう とか 安定しているから とか 資格をとる とか じゃなくて。
好きなことなら必ずうまくなるし、
それが今は「馬鹿なことを・・」と言われることであっても、
20年後にそれが依然馬鹿なことであるかは、わからないのだ。
だって20年で世界は大きく変わる。
20年前は中国がここまで成長するとか、JALがああなっちゃうとか考えられなかったように
20年後の世界はどうなっているかわからない。
そして「好き」を突き詰めてものすごい成功を遂げた
坂之上さんのお知り合いの例もいくつか。
(これも省略しますがメモってあります・・w)
坂之上さんは、たとえ誰か(それもすごい人に)
人がうやらましがることに誘われても、
興味がなければやらないそうだ。
そしてこうおっしゃってました。
☆好きじゃないことは絶対にやってはいけない。
まあまあ出来ることっていうのは、ある程度出来るようになるかもしれない。
でも、好きじゃないことでは、ある程度うまくいったところで幸せになれない。
法則その4: 「誰と付き合うかを意識する」
つまり、どんな関係の人たちと友達になると自分が一番幸せか
Look at your closest 8 friends . They are who you are.
(自分の周りの8人を見よ。それがあなた自身だ)
坂之上さんは大学時代、この言葉を聞いて、
8人を思い浮かべてショックを受けたそう。
8人全員が貧乏じゃん! と(笑)
・ ・ ・
たとえば、自分が「会社を辞めてアジアを旅したい」とする。
それを友人に話したとき
「お前、馬鹿か。将来どうするんだ。」 という友人
と
「やってこいよ!そういう経験めったに出来ないぞ!帰ってからまた・・・」 という友人
自分はどちらのような友人に囲まれたいか。
坂之上さん曰く
「現状に文句をいうのではなく、自分が社会を変えていくんだという志の高い人と一緒にいたい。
そして私は今、そんな人に囲まれています。
今晩ノートに書いてあなたの5年後、まわりにいる親しい8人はどんなですか。」
会社の外では価値がないというような人にはならない為に、ぜひ自分の好きなことを追求せよ。
会社を辞めても持っていけるポータブルスキルを身につけること。
実は、法則4にはちょっと質問したくなったことがありました。
というかブログを書いてて質問してみようと決めました。(笑)。
そして最後に
法則その5: 「自分にはとても出来ない と言葉に出して言わない」 こと
脳には「安定領域」というのがあって、毎回聞かされることは事実か事実じゃないかに関わらず、
それが脳に固定化される。
前向きなことをいう人は好きなことをやって夢をどんどん実現させていく
ネガティブな人はネガティブに堕ちる。
そして嘘はつかないこと。真実だけがブランドになる。
------------------------------------------------
お話が終わった後、真っ先に挨拶に行ってしまいました。
なにより坂之上さんの話し方が魅力的で。
すごく面白かったと伝えたら、
「ほんとー!嬉しいー!よかったー!」
なんて言ってくださり、
坂どころか雲の上のような素敵なお姉さんに対し、
なんてかわいらしい人なんだろうと思ってしまいました。。。
坂之上さんの著書「犬もあるけば英語に当たる」、
本屋行く度売り切れといわれてしまうので、
ネットで購入することにしました。
読んだらまたレビューします♪