下の子の幼稚園、ふたりで歩いて10分ちょいの距離。
子供が歩くには飽きずにちょうどいい時間・・・。
園バスも出てて、月の利用料金もあり得なくないですか?ってくらい安いんだけど、毎日歩いてます。
歩くと決めたら、そのまま出かける用事があるとか・・・よほどのことがない限り、自転車も車も使いません。この辺、自分でも融通が利かない性格だと思うけど・・・
雨の日。ふたりでカッパと長靴をはいて、登園。
カッパなんて、高校時代のチャリ通以来。。。今はオシャレなカッパもあるんですね。
傘から少しはみ出しても、カッパがあるから大丈夫。長靴だと水たまりも無理によけなくていい。
子供のころは当たり前にしていたこと、大人になってしてみると、とても新鮮、とても心地いい。
ただ、歩いているだけなのに、なぜだか「自由」を感じました。
幼稚園に着くと、お母さんが車からお子さんを降ろしながら・・・
「そういえば、うちの子、レインコート持ってないな。雨の日は出かけないからね(笑)」とポツリ。
そうだよね~ワタシもつい最近までそうだったよ。
でも・・・気づいたんだ。
書道家めぐみ先生
の今年のカレンダーです。
とってもステキです。
(これ・・・「人生も一見辛く苦しい時でも、そんな時にしか味わえないこと、見えないものってあるんですよ」
ってワタシには感じられてならないんですが。)
雨の日にしか知ることができないことってあるんです。
それを見せて、肌で感じさせてあげたいと・・・ただ、それだけ。
子供は、「園バスの憧れ」を持っているみたいだけど、ふたりで、さほど時間に追われることもなく、ちんたら歩いていく、この時間がワタシにはとても貴重に思えて・・・譲れません。
途中、中学校の横を通るとき、ふと思うことがあります。
「10年後はここも卒業してるんだ・・・こうやって、手をつないで歩くことなんて、ホント、あとわずか。今は小さい体で一生懸命、ワタシのことを見上げて話してくれているけど、いづれワタシが見上げることになるんだ・・・。いつか話すらしてくれない多感な時期もくるだろう。でも、きっと、ずっと時間がたって、この道を通る時、小さかった頃のことを懐かしく思うんだろうな。。。」と。
時間よ、とまれ!!って思う瞬間です。
思えば、働きながら子育てをし、途中、カラダもこわしていた時期もあり・・・子供の赤ちゃん~幼少期を時間的にも精神的にも余裕なく過ごしてきてしまった。
今・・・あの時、もっとしてあげたかったこと、こうすればよかったと思うことがたくさん・・・
自分が納得できるまできちんと向き合えていたのかと自問自答すると、答えは「No」。
でも・・・今からでも遅くない・・・と気づいたんです。
自分の自由ほしさに、「早く手がかからなくなったらいいな・・・」と思ったり、「もっと大きくならないかな・・・(クラスで一番のチビなので。)」とヤキモキすることもあるけど、ゆっくり大人になってくれたらいいんだ。そんなに生き急がなくても、いいんだ・・・と今なら思えます。
・・・最後になりましたが、ママさんの子供に対する向き合い方も十人十色です。
働いていても、いちいち歩いてまわらなくても、十分にできている方もいらっしゃいます。
これはワタシ流の向き合い方のひとつ・・・と受け止めていただきたいなと思います。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
思いをアウトプットすることができ、ちょっとスッキリです。