それまでは何の心配もせずに生きていた、あの震災から8年目を迎える

 

 

被災地から離れ過ごしているけれど

あの日からずっと

それまで過ごしてきた世界とは違うところで生きている感覚が続いている



今はいつ

自分の生活が一瞬にして失われるかもしれない危機感を

常に自分の中で保ちながら過ごしている。

 

 


今日が最後になるかもしれない。
「また明日」は来ないかもしれない。
 

 

 

だからこそ 

瞬間、瞬間、後悔せぬよう大切に.....

 

 

 

 

 

 

今や地球の世界を担っている人間でも
文明が成り立つ何十億年も前から地球の自然は存在していて.....

その自然には妥協がなくて。

 

 

特に災害が多いこの国土で人が住むということは
安心が当たり前だと思ってはならないと。

 

 




そして、原発のこれから......。


だいたい、絶対安全だと言っていたものが

災害をきっかけに人の命も住環境も奪ってしまった。

そんなたいそうなものを

「大丈夫」と言われて誰が信じるのか?


人が決めた基準を
人によってころころと変えられたり

安全だと判断した人によって少しずつ避難解除をするけれど

廃炉は当然ながら当面は無理であったり

見つからない除染土の引受先...




福島原発で思い知ったはずなのにゼロにならない稼働原発

100年とか300年とか前の
一週期前の地震の時代には無かった原発が
日本各地に存在している今。


次の大地震で違う地域での事故が起きたら
日本人が住める場所はあるのだろうか?




事故が起きたら、きっとまた言うのでしょう。


「「想定外」だった」


これのどこがアンダーコントロールなのか。





8年目を迎える今


人が決めるものは「想定」でしかないということ


「絶対」なんてありえないのだということを


この自然災害から学ぶべきではないかと改めて思います。


 



 

 

 

 



当時 

0歳だった息子は8歳

種子島で誕生した娘は5歳になりました



時が経つのは......本当に早いですね











東日本大震災で亡くなられた方々...


謹んでご冥福をお祈り致します