〜五黄の寅の戸締り〜 | 〜白い風の囁き・京都洛北のちょこっと田舎暮らしの日記〜

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気がつけば
この星に生まれて半世紀以上が過ぎ、

アラカンと言われる年代に近づいてまいりました。

日々のつれづれや
お?っというような発見や
寺社で感じたことなど

ユル~く気ままに綴っているブログです。



気づけば年の暮れ。

いつもより

ちょっとだけ丁寧かな?程度の掃除と

アレも、コレも、

ま、いっか〜今やらなくても。

あっさり降参して、抵抗するの、やめよう、と。






珍しく呼び出しがかかって

義実家に帰省する段取りもあったからなのだが。

義実家方面、親戚一同、

この流行り病で全滅してるらしく






高齢者が多いこともあり

旦那と義妹達で急遽、協議して

帰省の前日、予定は春に変更〜指令が来て。





そんなこんなで

荷造りの途中で解散!的な事になり

頭の中のリストに線を引きまくって

この際、どうせなら

ゆっくり、ゆったりな年末年始を過ごそうと

思ってはいても






外壁とベランダ、

改修工事、防水工事がやっと終わって

足場撤去されたのが数日前。

室内に入れていた植木を戻したり、

外周りを掃除したり。





おせちの準備もしていないのに

洗濯したかったマット類やシーツを洗いまくってると

やっぱり淹れたコーヒーを温かいうちには飲みきれず

あっちこっちしてしまう貧乏性に我ながら笑えたりする笑い泣き






窓全開でガンガン掃除機かけてて

グイングイン洗濯機が鳴ってても

ヘッドフォンしてビールを飲みつつ

寒いんですけど〜とか言いながら

シネマチャンネル観てる旦那の動じなさ






ってか、

マイペースさというか

協調性の無さというか

我関せずの鈍感さというか笑い泣き





幸せなお人やな、この人〜滝汗

ま、正反対やから保ってんのやろな〜

似てたら

煮詰まるわ、お互いを責めまくるわ、

ドン底になった時には救いがないわな、きっと。







言うても無駄、って思ってるから

流せるんやろな〜お互いに。

自分以外の人間と生活するって、

考えてみたら凄いことだよな〜

愛だの信頼だの言う前に

ゆるせる相手でないと無理だわ、私は。







そんなことを思いつつ

座っている旦那の周りもガンガン掃除機をかけ

や、じぶん、イケズやな〜とも思いつつ爆笑

適当に掃除をして。





あと何時間かで

日付けと共に年も「変わる」という

何度経験しても不思議〜な感覚になる

この、今年から来年へと

移り変わってゆくひととき







時間とか空間とか次元とか

何がどう変わるのかはよくわからないし

空気感とか雰囲気とか

目には見えないけれど感じる

集合意識みたいなもの?というか

そういう、

何かうねりみたいなものに飲み込まれる感じというか








新しくやり直せる

又は始められる

刷新とか心機一転とか

明るい方向にむかう心持ちになれるような

「気」がする

っていうのかな〜






年が移り変わってゆく最後の数時間は

次元が重なり合っているというか

錯綜しているというか

立体駐車場の様なラビリンス的な構造というか







連続している様で、そうではない様で

誰もが自然とこの変化を受け入れている不思議な時間






昨日までの過去の出来事を思い出したり

明日からの未来に思いを馳せてみたり、

この行ったり来たりの過渡期は何度迎えても

やっぱりちょっと不思議な感覚を覚えてしまう






どなた様も

どうぞ佳き年越しをお過ごしくださいませ

どうぞ、お健やかに、ご安全に。