映画「Shall we ダンス?」などで知られる周防正行監督(61)の最新作が製作されることが31日、分かった。
2014年の「舞妓はレディ」以来で、来年公開予定。5年ぶりの新作は、映画がまだ無声で「活動写真」と呼ばれていた大正時代が舞台の青春群像劇。無声映画の内容をスクリーンの横で生解説したり、セリフをいったりする活動弁士など映画に情熱を注ぐ若者たちを描く。
メインキャストは20代を中心とした男女の若手俳優、7~8人で、主人公は男性になるという。今後、周防監督も参加してオーディションを開催し、出演者を決定。今年9月以降にクランクインする予定だ。
周防監督は「技術革新が続いても本質的には変わらない映画のおもしろさ、楽しさ、魅力がわき上がるものにしたい」と意気込んでいる。
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