初めて、検討会の傍聴に厚生労働省まで行ってきました。
そのご報告を、11月3日の年金教室までに何回かに分けて行います。
まずは「障害基礎年金の再認定の状況」についてです。
平成25年度に障害状態確認届を出したうち精神・知的障害にかかる件数。
支給停止に限って言いますと、一番少ない宮城県が0.16%(3名)など、
25県では1%以下なのに対し、一番多い兵庫県では8.5%(450名) その差は約53倍です!
ちなみに長野県は0.46%(14名)でした。
兵庫県では、知的障害者などの停止は少ないが、
単身生活のうつ病の人の停止が多いとのことです。
単身生活をしていれば、日常生活ができていると考えられるでしょうか?
身寄りがなかったり、家族からの虐待があったりと様々な事情を抱えている方もいるだろうと想像できます。
もう少し生活実態を確認してほしいですね。
年金教室にお招きする日本福祉大学の青木委員が、
「今まで受給できていて、急に停止になるのは大変つらいことだ。」
とおっしゃっていました。
驚くほどの差だったので、是正できるようにしてほしいですね。
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