Every student can learn,

just not on the same day

or in the same way.

 

すべての生徒は学ぶことができる

ただ同じ日に、同じ方法で

学ぶわけではないだけだ。

 

 

と言うことで今日は

 

 成長の個人差について

 

グループレッスンをしていると

飲み込みの良い子、良くない子

積極的に声を出せる子、出せない子

が出てきます。

 

 

特に、同じクラスに

とてもできる子や

積極的に声を出す子がいると

 

自身のない子やシャイな子は

どんどん声が小さくなって

存在を消そうとします。

 

何を隠そう私も

そのタイプの典型でしたチュー

 

 

のんびり屋さんで

飲み込みがよろしくなくて

 

でもプライドだけは高いから

間違えたくなくて

 

自信が無いから

なるべく目立たないように

存在を消していました絶望



私のスクールに通ってくれている

子の中にも

 

受け身でおとなしくて

ただただ静かに座っているタイプの子は

一定数います。

 

大きくなれば

プリントやテストで

どの程度理解しているか分かるけれど

 

言葉のやりとりだけで学習する

幼児期から小学校低学年では

 

このタイプの子は

英語力を見定めづらいです。

 

というのは

自分の答えに自信がないから

答えが分かっているのに

声の大きい子に流されてしまって

人と同じ答えを選んでしまうからです。

 

このタイプのお子さんは

英語の教室では

評価を得られないかもしれません。

 

そしてその結果

お子さん自身も

英語が苦手だと思い込んでしまう

かもしれません。

 

 

 

でもそこで諦めないでくださいね。

 

シャイなお子さんは

ちょっとしたことがきっかけで

急成長するからです。

 

 

 

Aちゃんはとてもおとなしい子でした。

 

Aちゃんと同じクラスには

とても意欲的でメキメキと実力を付ける子がいて

 

教室でも積極的に声を出し

答えを全部先に言ってしまうので

その差はどんどん開いていくようです。

 

 

ですが、ある日、

他の子が読めなかった単語を

Aちゃんだけが

小さな声で

読むことができました。

 

 

それは、たまたまだったかもしれません。

 

 

でも、すかさず、

「Aちゃんは文字を読むのが得意だね。」

と言いました。

 

 

するとAちゃんは、

そこに一筋の光を見いだしたようです。

それから、文字を一生懸命読むようになりました。

 

 

ある日Aちゃんのお母さんはAちゃんに

「Aちゃんは英語は苦手だけれど

楽しく通えればいいよね」

とつい言ってしいまいました。

 

 

するとAちゃんは

「英語苦手じゃないよ。

文字を読むのが得意だもん。」

と答えたそうです。

 

 

私の言葉を素直に受け止めたAちゃん

素敵なお子さんですね。

 

 

そしてその結果は

2年後に花開きました。

 

 

急に単語がスラスラと読めるようになり

たくさんの本を読むようになると

リスニングの点も伸びてきて

英検に合格しました。

 

それに伴って積極性も増します。

 

 

それまでは、

こちらから声をかけるまで

ずっと黙っていたのに

 

「先生!こっちも見てください」

とアピールするようになりました。

 

 

このように

同じクラスに通っていても

成長するスピードもタイミングも

一人ひとり違います。

 

 

    

親や教師にできることは

その成長の芽を見つけてあげて

焦らずじっくり

見守ることかもしれません。