いつも拙いブログを読んでくださり

ありがとうございます



胆管がんの事知りたいと

このブログにたどり着いた方は

参考になるかどうかわかりませんが

去記事をご覧ください



簡単な経緯は一番最後に載せてあります↓



あめあめあめあめあめあめあめあめあめあめあめあめあめあめあめあめあめ



大事な人を亡くして

こんな事書くのもどうなのかなと

思いますが…



胆管がんでパパが亡くなって3年

いまだに後を引きずっている私ですが

ひとつだけいい事?良かった事?があります



以前にも書いたと思いますが

パパはものすっごい音痴でした



本人にその自覚があったかどうかは

わかりませんが

カラオケは好きじゃないと言って

カラオケに行った事なんて再婚して

2回しかありませんでした

それも子どもが行きたいと言うので

行ったみたいな感じでした



そう言う事もあってか

それとも歌番組に興味がなかったのか

パパと再婚してからはまったく

歌番組を見る事は無くなりました



歌番組があっても

パパは必ず違う番組に変えてしまうんです



唯一年末の紅白歌合戦だけは

みんなで見ていました



私、ちっちゃい頃から歌が

好きなんですよね

父親が村の中の楽団に入ってて

今で言うバンドって言うのですかね

そこでボーカルやってたんです

そんなかっこいいものじゃ

なかったですけど



だから常に身近に歌があって

必然的に好きになりました



そんな環境で育ってきた私にとって

歌番組が見れない事はすごい

ストレスでした



それが変わったのは

パパが胆管がんになって

大学病院に入院してからです



毎週のように娘と一緒に行く

大学病院までの時間

娘が自分の携帯に入っている

たくさんの曲をずっと流してくれて



その頃に流行ってる曲がほとんどで

でも全く知らなくて

一曲一曲これは誰の曲で

なんて言う曲名かを教えてもらいました



だから大学病院までの往復5時間は

新しい流行りの曲を知る

楽しい時間でもありました



そしてテレビの歌番組も

自由に見れるようになって

そこから巻き返すように

新しい曲を覚えていきました



パパが亡くなって3年…



今では自分の思うままに

たくさんの歌番組を見る事が出来ます

それが今の私の小さな幸せです



今ってダンスボーカルグループが

増えましたよね

韓国のK-POPも人気で

たくさんのグループがあります



でもこれシニア世代のあるあるで

みんな同じに見えてしまうんですよ

名前も覚えられないし

どの子も同じ顔に見えてしまう

一度聞いても名前と曲が覚えられないです



それでもダンスはかっこいいし

スタイルはいいし可愛いし

見ててすごく刺激を受けます



ダンスグループ以外も

楽しい曲やしみる曲がいっぱいあって

歌ってやっぱりいいですね

元気をもらってます

生きていればこその小さなしあわせです



パパの歌を聞かなくなって

もうしばらく経ちますが

音痴だったけど不思議と憎めなくて



あの頃は音がはずれたパパの歌に

いかに惑わされず歌いきるかと言うのが

私の目標にもなっていました



懐かしい思い出です。。。




【胆管がんだったパパの経緯】


2019年9月末に

パパは急に体調不良を訴え

検査をしたのちに

肝門部胆管がんだとわかりました。

正確にはほぼ胆管がんだろうと…



なぜなら手術前の検査では

癌細胞は見つからなかったからです。

ですが検査結果や症状などから

胆管がんだと…



はっきりわかったのは

手術で取った細胞を病理検査に出して

ようやく胆管がんと確定されました。



2019年12月に大学病院で手術を受けました

全部で13時間もの大手術になりました

そして手術からわずか10日後に退院

でも退院から数日後に腹膜炎をおこし再入院

そこから1ヶ月入院をして

完全退院は翌年2020年の1月末頃でした。



その後は地元の市立病院にて

予防的抗がん剤治療を半年受けて

2020年7月より定期的に経過観察をしながら

平穏に暮らしていました。



ですが同年12月に腫瘍マーカーが

上がり始めました

2021年2月より上昇原因を探す為

造影CT→MRI→CT→骨シンチを経て

ようやく骨転移がわかったのは

同年4月初旬でした。



その後すぐに肝臓の数値が上がり始め

同月に胆管がんの再発がわかりました。



しかしながら

抗がん剤や放射線治療をするには

肝臓の数値が良くならないと

出来ないと言われ

投薬で経過を診ていました



その間にも腹水、胸水が溜まり始め

なんとか対処しながら

肝臓の数値が良くなる事を

祈っていましたが

同年6月…

パパはこの世を去りました。



同じ胆管がんで闘っていらっしゃる方々に

いろんな事を伝えていきたいと思い

始めたブログでしたが

手術から一年半の短い闘病生活でした。