奄美で暮らし始めてからもう4年以上になる。
さすがにこちらの生活にもう慣れてすっかり違和感がなくなってきている。
自分でもシマッチュに近づいてきたなと思うことがたびたびある。

まず日焼けして顔がまっくろになった。
もともとすぐに日焼けして、その後もなかなか色がぬけないたちだったがその黒さにみがきが
かかったらしい。
自分ではそれほど黒いつもりはないのだが島の人に「あんたよくやけてるねえ」とよく
言われる。




その他にも「ああ奄美の人間になってきたなあ」とわれながら思うことが時々ある
ひとつは最近ミキを飲んでおいしいと感じることがあること
ミキとは米やさつまいものでんぷんを発酵させて作られている奄美で昔からある飲み物だ
見た感じはおかゆのような濁り酒のような甘酒のような、とにかくそんな感じ
味のほうはというと・・
奄美にきて実際に試してみてください
最初はこれが苦手で、何故島の人がこれを好んで飲むのか理解できなかった
今でも自分で買ってまで飲むことはないが、近所のKさんが好物でよくもってきてくれたり
内地からのお客さんがものめずらしさから買ったもののもてあましてしまい置いていく
こともあったりで、ちょくちょく飲んでいるうちにクセになってきてしまっている
炎天下で畑作業をした後など食欲のないときカロリー補給になる
先日も作業の後、冷たく冷やしたミキをひとりで1本飲んでしまった
以前はコップあ1杯飲むのも苦労していたのにである
そのうち夏はこれが手放せないほどはまってしまうかもしれない




最初はだめだったけど最近おいしいと感じ始めたものの2つめはグアバの実
中年以上のシマッチュはこの実を見ると「昔はこれがおやつだった」と言ってなつかし
そうにかぶりつく




先日東京からきたお客さんに木になっていた実を勧めたところ、ひとくちかじるやいなや
オエーっと吐き出してしまった
そこまでひどい味だとは思わなかったが、自分も最初のころは苦手だった
でも最近はよく熟れた実をかじるとおいしいと感じるようになってきた
グアバをかじりながらミキと一緒に豪快にのどに流し込む
やっぱり奄美の夏はこれです