いったいNHKは、どこの国の放送局なのだろうか。
NHKが行っている海外向け英語放送で、トリチウム水の放出を、なんと「ラジオアクティブ・ウォーター」つまり放射能水と放送していたという。聴取者からクレームが寄せられ、NHKはこれを「トリ―テッド・ウオーター」つまり処理水と訂正した。
おそらく、確信的な言い間違いなのだろう。
NHKの海外向け放送はその費用を国民の税金で賄っている。それにも拘らず日本を貶めるような言い間違いをあえて行っている。
確か、NHKを叩き潰すとかいう政党が出現したが、どうなったのだろう。
当然のように、海外(特に中国政府や韓国政府)が日本を非難するコメントを出している。原発の放射能水を海に流すというのは真実ではない。放出するのはトリチウム水であって決して放射能水ではない。
ところがNHKは、この中国政府の反応などをご丁寧にもトップニュースとして報道している。
NHKのニュース番組を指揮している人物は、内心ほくそ笑んでいることだろう。
いったい彼らは風評被害を撒き散らして、さらに日本を貶めて何が楽しいのだろうか。
またNHKは、トリチウム水の意味を隠したままで報道していたという。
今回、放出を検討しているトリチウム水は、WHO基準の7分の1以下のものに過ぎない。
NHKの放射能水とは全くと言っていいほど異なっている。
実は、韓国も中国でも、今回の福島のトリチウム水よりも濃い放射能トリチウム水を海に排出しているのだ。
このNHKの報道が正しいと思う化学者は世界中にいない。
やれやれ、どこへ行く日本。