育児の代わりに畜児?をする日本人 | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

わが国の少子化に歯止めがかからない。2050年からは目に見えて少子高齢化がすすむ。

畜児とは変な言葉だ。もちろんこんなへんてこな日本語はない。

小池都知事を真似て作ってみた。withコロナではなくwithペット。

 

畜児とは、子猫や子犬の事である。それに、小鳥やウサギも含まれる。今思いついたので俄か造語にすぎない。

今の日本では、子供服の売り上げよりも、ペット・フードの方により需要があるという。

 

そう、日本人は子供を産む代わりにペットを飼うのである。

世紀末の状況が生まれているのだ。例えば、犬の登録数というデータがある。

1960年191万頭だったものが、2006年には664万頭と3.5倍に増えている。

 

そして664万といえば、満0歳から5歳の子供の数に匹敵するのだ。

ペットを飼う人が求めるのは、小さな子供を育てるときと同じような一種の癒しの感覚である。

 

子供たちが独立してしまうと、夫婦だけの時間がだらしなく続いていくのだ。

もうペットを介していないと会話も成り立たないのだ。そして不満だけが蓄積する。

二人とも気短な性格ではなおさらである。

 

自分が死んだ後には、妻ではなくペットに遺産を相続させたいという変な人が急増しているらしい。

やれやれ、どこへ行く日本人。