子供から大人にまで愛される遊園地、それがディズニーランドである。
創業者のウォルト・ディズニーが計画を立案したとき、周囲から大反対にあった。
遊園地の経営については全くの素人、誰もが失敗すると引き留めにかかった。
だが、彼は聞く耳を持たなかった。どうしてもやるといって聞かなかったのだ。
ウォルト・ディズニーは、およそ協調性がなかった。
もし、彼がそれに重きを置く経営者であったなら、ミッキーマウスもディズニーランドも誕生しなかった。
彼の言葉をどうか受け止めて欲しい。
「夢見ることができれば、それは実現できるのだ。いつだって忘れないでいて欲しい。すべては一匹のネズミからはじまったということを」
そして、テーマパーク「ディズニーランド」だが、周囲は猛反対するので資金集めの苦労は生半可なことではなかった。生命保険を担保に10万ドルを借り入れ、別荘も売却する。さらに従業員からも融資をうけたという。
夢はすべて実現できると信じたウォルト・ディズニー。
叶う夢こそ心に宿るという。
彼はさらにこんな言葉を残している。
「リーダーシップに一番必要な資質は勇気だと思う。通常、勇気にはある種のリスクが付きまとう。とくに新しい事業を立ち上げるときにはなおさらだ。何かをスタートさせ、それを継続させる勇気。この開拓者スピリットと冒険心が、チャンスがいっぱいのアメリカで、新しい道への案内役となる」と。
