中国の新京報・ATM誤作動で現金を詐取 | ブロッコリーな日々

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中国の新京報・ATM誤作動で現金を詐取

世界おどロイターニュース VOL.6

中国の広州に住む男が、ATMの誤作動を利用して多額の金を引き出したとして、終身刑を言い渡された。18日付の新京報が伝えている。

 

それによると、男はATMで1000元を引き出すたび、口座からは1元しか引かれていないことに気付き、昨年4月にそのことを友人にも教えていた。その男は、合計171回も現金を引き出したという。その額は、総額17万5,000元(約270万円)であった。彼は、友人にそのATMを話し、友人も1万8,000元を引き出した。

 

友人は、銀行に発覚する前に自首する。そして、1年の禁固刑を受けたという。ところが、銀行がトンマなのか、男は1年にわたって引き出しを続けた。ついに逮捕されるのだ。

 

男には、終身刑の判決が下ったという。報じた新京報は、社説の中で「終身刑は厳しすぎる」と述べている。地元メディアの間で、この判決をめぐって議論が渦巻いていたそうだ。

 

終身刑が言い渡されたのは、2007年12月17日である。彼は予期せずに誤作動に遭遇し、犯罪に手を染めてしまったのだが、その後彼はどうなったのだろうか。気にはなる。

 

中国では、日本に比べて量刑が重いのだろうか。本人が自覚せずに、麻薬の運び人に仕立て上げられても、死刑になるそうだ。物価もよく知らないのだが、日本円で270万円は、中国では何が買えるのだろうか。