ケネディ大統領最大の危機---世界核戦争勃発を回避 | ブロッコリーな日々

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ケネディ大統領最大の危機

---世界核戦争勃発を回避

2000年製作/アメリカ
原題:Thirteen Days
配給:日本ヘラルド映画

監督:ロジャー・ドナルドソン

主演:ケビン・コスナー

 

1962年10月16日、米軍の偵察機がキューバに建設中のミサイル基地を発見した。しかも、この基地には核弾頭が持ち込まれているという。もしそれが事実であれば、アメリカ本土が核の危機にさらされることになる。

ケネディ大統領は、米国建国以来の、ひいては人類全体の未曾有の危機に立ち向かうべく、緊急危機管理チームを召集した---

1962年10月、キューバにソ連のミサイル基地があると報告を受けた大統領特別補佐官ケニー。

軍部が空襲を主張するなか、彼は戦争回避を願うケネディ大統領と、その弟の司法長官ロバートとともに危機に立ち向かう。

 

キューバ危機を描いた作品だ。
冷戦時代、ソ連がキューバにミサイル基地を建設しているという情報から、アメリカとソ連の水面下での交渉が始まるという物語。
 

もちろん実話に基づいている。ケネディ大統領就任以来の最大の危機である。

結末は分かっていても、少しでもミスがあれば核戦争になるという状況下で繰り広げられる政治的交渉は緊張感があった。

また大統領特別補佐官ケニーの核戦争になるかもしれないと思いながら家族と過ごすシーンを見ていると、

当時はそういった不安の中で人々は生きていたのだと再認識させられる。


ケネディの覚悟をもった決断のおかげで今の世界がある。

その後、不幸にも暗殺された彼が、もう少し生きていれば世界は変わっていたかもしれないと思う。

ベトナム戦争は、あるいはなかったかも知れない。

 

見逃した人には激しくおススメ。