ジャニーズ事務所製作「男闘呼組」主演---ロックが好きな高校生の青春群像 | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

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ジャニーズ事務所製作「男闘呼組」主演

---ロックが好きな高校生の青春群像

1988年製作/日本
原題:Rock Requiem
配給:東宝

監督:長崎俊一

出演:男闘呼組

 

ロックが好きな高校生の青春群像を描く。吉岡紗千子原作の同名手記を映画化した。

 

「ストーリー」

俊介は両親の離婚がきっかけで母・妹と共に東京から長野県松本市へ引越してきた。

転校早々、ツッパリのミネさとトンダから喧嘩を売られたが、そんな関係もいつしか友情に変わっていった。

 

ある日、仲間のトモが他校の生徒に絡まれ、それを俊介、ミネさ、トンダの3人が助けたことで友情は深まった。

さらに4人を結びつけたのは、みんなロックが好きで“クライム”というバンドのファンということだった。

そして、俊介らもバンドを結成することになり、楽器を買うためにアルバイトを始めたが、お金はなかなか貯まらない。

そこで“郷土提言賞”という懸賞論文に応募して見事賞金30万円を手にするが、内容は見かけだけで不良と決めつけ真実を見極めようとしない教育の現場を批判したものだった。

 

俊介らはバンドを“ミッドナイト・エンジェル”と名付けて練習に励み、デビューは憧れの“クライム”と同じ11月30日と決めた。

しかし、不幸にもデビューを目前にしてミネさが、オートバイ事故で帰らぬ人になってしまう。

 

俊介、トンダ、トモは3人でもバンドを続けるかどうか悩むが、デビュー・コンサートをミネさの追悼コンサートとすることにした。

新聞社のホールを借りた3人は、ミネさの遺影を前にギンギンのロックを歌う。

 

大勢の観客の中には俊介の母や妹、ミネさの母の姿もあった。

そして3人はミネさの思い出を胸に“ミッドナイト・エンジェル”を成功させたのだった。

 

店長は、福山市出身だが、同じ福山でバンド活動をしていた友人がいた。

彼らは、騒音対策のために、国道2号線沿いのガソリンスタンドを借りて練習していた。

 

--ところが、店長が大学生の時だった。

「ヤマハポピュラー音楽コンテストin嬬恋」でグランプリ決定の発表が行われた。その報道では、見たことのある若者が映っていた。

店長は驚いた。彼らが演奏したのは、後に大ヒットする「あんたのバラード」である。

彼こそ福山市出身の「世良公則」であった。

 

その後、人気ロックシンガーとなった「世良公則」は、テレビ会見で結婚発表を行ったのだが、そのお相手は、同じ高校の後輩で

店長の実家のご近所に住むキュートな女性であった。--店長は、また驚いた。。