「FLU 運命の36時間」史上最悪のウイルス---感染症による都市封鎖の恐怖 | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

「FLU 運命の36時間」史上最悪のウイルス

---感染症による都市封鎖の恐怖

2013年製作/韓国
原題:風邪 Flu
配給:CJ Entertainment Japan

監督:キム・ソンス

主演:チャン・ヒョク

 

突然巻き起こった感染症の恐怖と、それに立ち向かう救急隊員の姿を描いたパンデミック・アクションだ。

ある日、鳥インフルエンザH5N1の変種ウィルスが猛威をふるい、ウィルスの拡散を防ぐため町が封鎖される。

 

住民たちは感染の恐怖に次第と暴徒と化し、正義感あふれる救急隊員のジグは、愛する人の娘ミルを守るため、たった1人で町に取り残された人々を救おうと立ち上がる。

地球規模の感染拡大を恐れたアメリカ軍が、ある決定を下す。。

「ストーリー」

舞台は、韓国郊外の街・盆唐。

この地に到着した、ベトナムからの密入国者たちを運ぶコンテナがあった。

 

だが、あろうことか、コンテナ内で鳥インフルエンザH5N1の変種ウイルスが蔓延し、一人を除いて全員が死亡していた。
生存者が市内へと逃亡してから24時間もしないうちに、市内の病院で似た症状の患者が続出し、次々と命を落としていく。

 

爆発的な勢いで拡散するウイルスに対し、韓国政府は国家災難事態を発令して盆唐の完全封鎖を敢行する。

住民たちが感染の恐怖に暴徒と化す中、救急隊員ジグ(チャン・ヒョク)は愛する女医のイネ(スエ)の娘ミル(パク・ミナ)を守るため、街に残された全ての人々をたった一人で助け出そうとする。

 

しかし、地球規模の感染を恐れたアメリカ軍は、空軍によるミサイル攻撃で町ごと消滅させようと動き出していた。

 

突っ込みどころは多々あるのだが、パンデミック映画としては秀作である。

こんな時期でなかったら見なかったかも知れないが。

 

パニックになったときの人間の本性と、その地域に親戚や友達のいない人にとっては対岸の火事といった感覚だ。

そして、今の安倍政権が非常時に役に立たないことを更に痛感させられた。

 

映画の世界も、韓国であろうが日本であろうと、どこも一緒だ。

見逃した人には激しくおススメ。