芸能人の付和雷同ツイート
---果たしてこれが「世論」だろうか
お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が自身のツイッターを更新している。
歌手の「きゃりーぱみゅぱみゅ」が、検察庁法改正案に反対するツイートをファン同士の喧嘩」を理由に削除した問題に触れた。
彼は、「負けずに発言し続けろ」とつづったのだ。
自ら記した長文を添付し「なぜ日本人は発言しないのか」とツイートした村本は、その長文の中で「何も知らない芸能人が発言するな!勉強してから言え!」と過剰に反応するのは、その発言に反対する勢力でめちゃくちゃめんどくさいやつが多すぎる。だからみんな発言したがらない、と指摘した。さらに「知らないから黙ろう、は民主主義の放棄だ」とし、最後に「負けずに発言し続けろ」と記した。
村本は、これまで芸能人が敬遠しがちな政治ネタなどを積極的に発信してきた。
文中では芸能人の発言が「多くの若者達に届き、関心を持ち、考えるということをさせる」と芸能人ならでは発信力があるとも記していた。
店長の私も、彼の意見を否定しない。ただ、芸能人も芸能事務所の社員がほとんどだし、スポンサーの顔色もある。
自由に発言できる人は、そう多くはないと推測している。
内閣の判断で検察官の定年を引き上げられるようにする検察庁法改正案をめぐっては、芸能界で抗議の輪が広がっており、
きゃりーも10日にツイート。そして、削除した後に真意を説明している。
ここで問題とされるのは、ある程度の影響力を持つ芸能人が、深い知識もなく不用意に発信することにある。
彼らは、その影響力の『怖さ』『無責任さ』をほとんど理解していない。ホリエモンは、この無責任なツイートには警告を鳴らしている。
ウーマンラッシュアワーの村本もそうだが、これまでに様々な物事、特に政権批判を騒ぐだけ騒ぎ、ときには煽り、
いざどのような問題か、問題の本質は何かと問われると、彼は『芸人だからよく知らない』と逃げを打つこともしばしばだ。
店長は、彼の行為は、大変危険な行為だと思う。「実はよく知らないんだ」では済まされないのではあるまいか。
そこには発信することへの社会的な責任が明確に存在するからだ。
もし散々民衆を扇動した挙句、「実は見当違いな間違いでした」では、かつてのナチスを率いた独裁者と同列の危険人物である。
誰も批判をするな、と言うつもりはない。ただ、影響力があることを自覚しているのに、無責任に確証の無い発言はやめるべきだと言いたい。しっかりと問題の内容を見聞きし調べ自身に落としこんだ後に、自分の考えとして発信していくことだ。
安倍総理は、これらの空騒ぎを世論と認めない、と明言した。当然だ。。