局内でクラスター発生か?---テレビ朝日の失態 | ブロッコリーな日々

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局内でクラスター発生か?

---テレビ朝日の失態

夕刊フジに「大失態」という記事が出された。

テレビ朝日の人気報道番組「報道ステーション」のキャスターや制作関係者が、コロナウイルスに感染した。

 

番組とテレビ朝日上層部は、9日の放送終了後に富川アナから不調を伝えられていたという。

にもかかわらず、番組スタッフには安直な自宅待機の指示をだすだけ。“翌週の放送ありき”で対策を練ることに腐心していた。

「報ステ」スタッフをはじめ多くのテレ朝社員は、11日夜に報道で“富川アナ感染”を知ったという。

オンエア前には、スタジオ横の個室で富川アナと徳永有美アナ、チーフプロデューサーをはじめ当番デスクや総合デスクらが集まり、

打ち合わせを行った。

あろうことか、互いの距離が近いうえ、富川アナをはじめ、ほとんどがマスクを着けずに打ち合わせに臨んでいたという。

「現在、富川アナと濃厚接触したチーフプロデューサーや、総合デスクを務める男性などに肺炎の症状が認められ、すでにPCR検査
を受けている。ほかにも10人を下らない番組スタッフが次々に発熱を訴えているため、感染した可能性が高い。

 

富川アナは、体調不良を申告せずに出演を続けていたとも伝えられている。彼と濃厚接触したスタッフの中には病院を取材した者もいるというから、穏やかではない。


テレビ朝日は、「より慎重な判断をすべきだったと考えており、ご指摘は真摯に受け止めます」と、発表した。
 

感染は、NHKやTBSでも発生している。

報道各社に、危機意識がなかった、という指摘は当たらない。まず政府からして甘くみていたのだから。

 

以下はある評論家からの受け売りだが、思い出したのでここに書いておきたい。

「日本人」と「日本国民」は同じではない、という意見である。(私は、決してこの意見に同意しないのだが)

 

これは、先の"池袋高齢者暴走死傷事故"で「上級国民」という言葉が"暴走"したことがある。

ここでいう「日本国民」は、この「上級国民」にきわめて近い概念である。

 

政府が最後まで守るのは、「日本国民」である。残念だが、「日本人」ではない、という。

そして、肝心なことだが、「日本国民」とは誰かと云う問題である。

 

「日本国民」の中心に位置するのは、天皇家だ。

そして旧皇族の人々である。さらに、彼らを守る「藩屏」として「上級国民」がいるのだ。

 

政府のコロナウイルス対策が後手に回るのは致し方ない。まして十分な補償が出されることもない。

「日本人」は、「日本国民」ではないのだから。