さすがのプロ意識「久本雅美」の深慮---父親危篤の知らせで帰郷したため生放送に遅刻 | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

さすがのプロ意識「久本雅美」の深慮

父親危篤の知らせで帰郷したため生放送に遅刻

久本雅美といえば創価学会の幹部信者としてつとに有名だ。

彼女からの学会勧誘を断り、そのため番組から降ろされたタレントは少なくない。

 

店長は、創価学会をカルト宗教のひとつと考えている。

そのため、久本雅美を高く評価したことがない。

 

だが、そのイメージを払拭する出来事があった。

生放送の「笑っていいとも!」の収録中であった。

 

その日、久本雅美は、大好きだった父親が危篤との知らせを受けていた。

彼女は、帰郷していたのだが、飛行機に乗って急いで東京に戻った。

 

「笑っていいとも!」の冒頭から出演するわけにいかなかった。

そこで彼女は一計を案じるのだ。

 

番組スタッフに連絡を取り、「客席の後ろの扉から登場したい」と手配した。

その日の彼女は、泣いて眼を真っ赤にしていたそうだ。

 

「笑っていいとも!」はお笑い番組である。

真っ赤に泣きはらした顔を客席にさらすわけにはいかなかったのだ。

 

遅れて、彼女はスタジオ・アルタに到着した。

後ろの扉の前で深呼吸すると、努めて明るい顔を作った。

 

「遅れちゃってごめーん、ごめーん」と、明るく登場する久本。

お客をかき分けてステージに立った彼女は、自分の股間をポーンとたたき、お得意の笑いを取るポーズを明るい笑顔で行なったのだ。

 

事情を知る、放送作家の「鈴木おさむ」は、「あの日の久本雅美を忘れない--」と述べている。