”生きざま”を学ぶ「海とサンゴと小さな奇跡」
劇場公開日 2010年4月24日
世界で初めてサンゴの産卵に成功した男と、彼を支える家族の愛と絆を描く感動のヒューマンストーリーだ。
店長が、この作品に感動したのは、これこそが真の男の生き方だと思ったからだ。
狂気に囚われた人こそが世界を作りかえるのだろう。
ただし、カルト宗教に凝り固まってはいけない。
無期刑のオウム真理教幹部で専属医師の「林郁夫」は、悪に身を沈めた理由を「閉塞感」だと供述している。
彼は、他に生きる道があっただろうに、と店長は残念に思うのだ。
映画の主人公「金城健司(岡村隆史)」は、時を忘れて海ばかり見ていた。
そのとき、啓示を受けるのだ。神が彼に問いかける、「サンゴを育てよ」と。
それ以来、彼は、もう家族の意見さえ聞く耳を持たなかった。もう他の景色は目に入らなかった。
あらゆる困難をものともせず、彼はサンゴの産卵に成功させる。
地元漁協とは、粘り強く交渉を続けていく。
岡村隆史の秀逸な演技力には、店長は感心した。
見逃した人には激しくおススメ!