山形県大師村の"伝承”---映画「湯殿山麓呪い村」の震撼 | ブロッコリーな日々

ブロッコリーな日々

アイドルマート下花店店長の落書き

映画化された身も凍る"伝承村"

劇場公開日 1984年5月26日---「湯殿山麓呪い村」の震撼

「語らざるべし、聞かざるべし」

出羽三霊山の一つ湯殿山の麓にある大師村弥勒寺には、古くからこの戒律が言い伝えられていた。だが、この謎めいた言葉の裏に、驚くべき事実が潜んでいたのである。

 

それは今から180年前、人殺しの罪で追われていた川普譜人足を、匿まった寺の僧たちが謀殺し、むりやり即身仏(ミイラ)に仕立てあげたというものだ。

 

そのミイラは、未だに弥勒寺の地下の石室(カロート)に埋葬されたまま祀られ、幽海上人と命名されている…非業の死をとげたミイラの呪いが現代に甦り、恐怖の連続殺人を巻き起こす。

角川小説賞受賞の伝奇本格推理だ。

 

まったく救いのないラストまであなたは無事に鑑賞できないかも知れない。

殺人だけでなく、近親相姦や強姦などの村のタブー満載だ。